閃きと発想の転換って、楽しむのに大事な気がする
おうち時間の工夫などこれまでと違った生活を求められる中で、新しい楽しみ方がたくさんブームになってますが、今だけじゃなくて、もっと通常の生活でもそういう閃きや「じゃあ、どうするか」っていう発想の転換が重要やなって思うんよね。
リアル脱出ゲーム
最初に思ったのはリアル脱出ゲームをするようになってから。
慣れも大きいけど、閃きがポイントになることが多い。
最初はよくわからないで終わることが多い。手分けしたり、一緒にやったりするところもあるけど、進むほど難しくなって、私もあんまり自分で解いたという感覚がなかった。
やってみたいという友人を連れて行ってみたことがあったけど、自分は何もできず合わないと思うし、楽しくなかったと。そこで終わってしまったそれまで。「次こそは!」とか、「悔しいな…」とか、「そういうパターンがあるのかー!」って思考を変えて楽しめるかよね。
残念ながら何を言っても頑なやったから、無理強いはせず、一緒に行くことはなくなったけどねー。
仕事のやり方
新卒の子に質問されて、こうやると簡単にできるとか教えてた時、「なんでそんな風に考えれるんですか?」と聞かれたことがある。
まずは、経験よね。そりゃ、10年以上差があったらそれまでに培ったものが違う。そして、それを糧にするためには、疑問を持つことと、どうしたら解決できるか考えて調べて聞いてみること。
さっきも言ったけど、最初からはできないんやから、まずは真似をする。どうしてそうしているかを考える。わからない時は、調べたり聞いたりする。それを経験として頭に残しながら、全く違う業務でも使えたりしないか引き出しを開けてみる。
例えばエクセルなんて、最初も今もそんなにわかってない。メールの送り方一つわからなくて、先輩の書いてあるまま名前だけ変えてた。そんな新人の頃に、エクセルが得意な人の作ったものを見て、関数というものがあるのか、こういう関数があるのか、じゃあこれも簡単に出せるのでは?、こういう出し方もあるのか、と積んでいく。今も、頭には入ってないけど、すぐ検索して工数を減らすようにしている。めんどくさいから、パッとでないかなぁって思うことが多いかな。
同じところで同じ方法だけやなくて、違うところでも応用させていくのも閃きと転換よね。
オンラインゲーム
自分はゲームが下手だし、一人ではできないと思ってたんです。だけど、実際には幾通りもの楽しみ方が広がってて。強さとクリアの高みを目指している人、高難易度コンテンツは避けてノーマルだけ楽しむ人、とりあえずメインシナリオだけ追う人、その世界で必要なものを作って売っている人、仲間内と簡単なところだけ攻略する人、歌ったり演奏したり公演を開く人、店を作って公開して遊び場として提供する人。
後半なんて、ゲーム制作者達も想像してなかった遊び方が、プレイヤー独自で開発されていたり。
今はやっている「あつ森」もそうよね。やれることはみんな一緒なのに、島をクリエイトする作業工程を使って迷路作ったり、ジブリなどの世界観を表現したり。
オンライン飲み会
これも、最近になって話題になったけど、数年前からあったのはあったんよね。それは会社のコミュニケーションを深めるための会やからちょっと今とは違うんやけど。これが最近増加した理由としては、飲み会好き+家に居ないといけない+ビデオ会議から、普段は外に飲みに行っている人たちがじゃあどうするかで考えた結果かもしれんよね。
会話も楽しい
文句もあるやろうし、絶対言うなとは思わんけど、それをぶつけるだけやなくて、「じゃあ、どうしようかな~」って考えて楽しめる人との会話って、聞いてるこっちも楽しいんよね。お互いに意見出し合って、夢が広がって、「じゃあ、やってみる?」ってなったら、さらに世界が広がる。
視野とか世界を広げる方法って、大きな事しなくてもできると思うんよね。
Twitterやニュースも、文句を言ったり、噛みついてるだけやなくて、こういう色んな発想や提案をしている人の話を見ると、気持ちがいい。
ここ数年、こういう志向が自分に向いてることがわかって、意識しだすとなんでも楽しめるようになってきて、すごく心が軽いから、おすすめしたいと思う。