英語と私。(始めに)
小学生の頃は、親の勧めや、自分のやりたいことをすり合わせつつ、複数の習い事をして、毎日何かしらの習い事がある忙しい子供だった。水泳、剣道、書道、少年野球、そして、思い出すのが、小5の時から習い始めた英語教室。最寄り駅側の小学館のスクールだったように思う。主に小6の学習生活だったと思うが、いっこ下の学年の子供たちと同じクラスだった。教室は授業という感じではなく、楽しく学ぶといった趣向が凝らされていて、最初通うのが苦痛だったと思うが、教材の歌のカセットなども用意され、この英語に慣れ親しんだ最初の環境が、のちの自分の英語体験の源になっているようなので、今回は英語と私と題して、少し話を進めていきたい。
英語教室の授業は読み書きの世界ではなく、聴いて話す世界で、そのスキルを身につけることにウェイトを置いていたカリキュラムだった。それが、よく出来た教材だったから、担当の先生が優秀だったのかは、分からないが、あまり勉強、というつらい体ではなく、自然と楽しみながら出来た1年間だった。最後の授業(お楽しみ会)は6年生のクラスに混ぜてもらって参加したが、ホワイトボードに英文や単語を書き出すことに苦戦したことを、よく覚えている。他の生徒は出来ていたと思うので、2年次になれば、読み書きのウェイトも高くなった授業もあったのだろうな、と子供心ながら思ったものだ。
そして、小学校を卒業し、地元の中学校に入るのだが、中学生から始まる英語の授業に1年生の頃は、まったく苦労をした記憶がない。中学生から始めた進研ゼミの通信講座も初回から満点で帰ってきたので、卒業するまで、その後一度も提出しなかった。(というか、必要性をほとんど感じていなかった)あと、中1から、学習塾に通うことになり、その英語の先生も素敵で、優秀な方だったので、中1の学校の授業が楽々だった、小学生時代の英語教室で身に付いた英語力の貯金がなくなる事もなく、塾では、数ヶ月、半年先のカリキュラムを進めてくださったので、基本中2、中3も、英語の授業で、全く苦労した記憶がないのだ。中3の時の外部模試では、ある時、英語満点、数学満点、国語が漢字問題をひとつ間違えただけのほぼパーフェクトな成績の学年1位という記念的な事もあった。特に英語は、その中でも、その後、高校生活においても、最も得意科目であったので、その事の続きを、次回また書いていきたいと思っている。
この記事は、しばらくの間、温めていた下書きに加筆したものです。年末の整理にと思い、書きました。