私の英語歴②~語学学習~
↑こちらでは
そういえばリスニングと発音について全然触れてなかったな、と思ったので補足的に。
私が小学生の頃、母がよく車の中でカーペンターズの曲を流していた。
語学学習にリスニングは不可欠で、赤ちゃんが語学を習得するように、まずはとにかく聞いて聞いて聞いて耳を慣れされる、というのが大事だが、私が小学生時代にカーペンターズを聞いて(聞かされて?)いたのはおそらくこれに当たったのだろうと思われる。
そして中学生になって、単語の綴りや文法を覚えた。
私が通っていた中学校は英語に力を入れていたので、ネイティブの先生がいて、その先生が吹き込んだテープを聞いて内容を覚えて発表する、英語スピーチコンテストがあった。
その頃は私なりにがんばったけど、英語の申し子みたいな子達がいて、もうなんかすごかった。本当に先生が言ってるのと同じ発音でスピーチする彼女たちを見て、英語は私のものではない…と感じたもんだ。
で、『私の英語歴①』に書いた通り、短大を卒業して、観光系の専門学校に行ったりして、それで英会話スクールに行ったら、なぜか知らないけどめちゃくちゃ発音を褒められた。
短大ではそんなに英語の勉強をしたわけじゃなかったし、観光系の専門学校がよかったのか、正直分からない。
洋楽を聴くのは好きだった。でもそんな人はいっぱいいるだろう。
ミッシングリンクと呼ばれるやつでは?とさえ思った。私はどこで発音を覚えたのか。
そういえば、受験勉強をしている時などに、私は辞書を引くと、そのまま調べたい単語の周辺の単語まで読み込んでしまって、勉強がなかなか進まないということがよくあった。
そのときに読んでいたのは、意味や慣用句だけではない、なぜか発音記号を読むのが好きだった。
発音記号を見れば、読み方が分かる。どこにアクセントを置くのかも分かる。ネイティブの先生に読み上げてもらわなくても、発音記号の読み方さえ分かっていれば、単語は無限に覚えられる。
そしてたくさん聞いて、聞いた通りに発音してみる。
人間の脳は、自分で発音できる言葉は聞き取れるようにできているらしい。
なので、聞き取れない!とあせっている皆さん、まずは声に出して発音してみるのです。
声に出して発音しなければ聞き取れるようにはなりません。
つまりは私の場合、発音記号を覚えてその通り発音してみる、などの勉強方法が積み重なっていって、ある日突然発音を褒められるようになったのかなと思う。
英会話スクールに通ったのは、英語のドラマや映画を字幕なしで楽しみたかったから。
ちょうどその頃、『アリーmyLOVE』という弁護士ドラマにハマっていた。
TSUTAYAに行って少しずつレンタルして観てた。
それである時、明らかに字幕と俳優さんの台詞が全然違うところがあることに気付き「本当はなんて言ってるんだろう?」とすごく疑問に思うようになり、英会話スクールに通った。
そこのクラス分けテスト(また)で、発音をめちゃくちゃ褒められたのである。
「留学とかしてました?」と聞かれたが、留学歴はない。ただ、兄が留学していて、その頃は一年に一度くらいはアメリカに遊びに行っていた。それだけだった。
それで中学生の時から英語の勉強に力を入れる学校だったこと、発音記号を読むのが好きだったこと、洋楽を聴くのが好きだったことなどを話したら、好きな洋楽のジャンルをまた尋ねられて、その時ふと「カーペンターズ好きですごくよく聴いてました」と答えたら「やっぱり!」と言われた。
発音が良い人がカーペンターズを聴いている割合がすごく高いらしい。(そこの英会話スクール調べ)
「やっぱりカーペンターズすごいんだな~」
と、担当の人が一人言のように呟いたのが忘れられない。
英語の発音を良くしたいなら、カーペンターズを聴くといいのかもしれない。
で、今、韓国語絶賛勉強中のワタクシ。
NHK語学の『テレビでハングル講座』で文法などを覚えつつ、韓国ドラマを観漁っている。
ドラマを観て覚えた韓国語もたくさんある。
そう、今私はまさに「赤ちゃんが母国語を覚えるが如く」韓国語を学んでいる。
だから三年後くらいのある日に突然、ベラベラと韓国語を流暢に喋り出すかもしれない。
赤ちゃんと私の違いは、年齢、脳の発達度合い、舌の筋肉の発達具合、、色々あるけど韓国語に関してはしばらくは独学でがんばってみようと思っている。
なぜかは分からないけど、とにかく語学の勉強が好きなのだ。
それぞれの言語によって、リズムが全然違う。ときめく。
新しい単語を覚えて、話せることが増える。ときめく。
全然違う国の言葉なのに、なぜか日本語と似ている単語があったりする。ときめく。
なんでこんなにときめくのか分からない。
分からないけど、好きだから続けていこうと思っている。
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