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クリスチャンと健康②

こんにちは!
新米クリスチャンのリョウです。

このブログは、全くのノンクリスチャンだったボクが、
クリスチャンとして導かれ、その中で見たもの感じたことなどを
気ままに書き綴っていこうかと思っています。

今回は健康について、前回の続きを書きたいと思います。

特に免疫についての内容となります。

もはや信仰とは関係のない話なのですが、個人的に知っていてとても役に立ったので、ものすごくざっくりとまとめてみたいと思います。


免疫の話の前に…

その前に、ちょっとだけボクの昔話にお付き合いください。
興味ない方は飛ばしていただいて大丈夫です!

なぜボクが健康に興味を持ったかについて、せっかくなのでお話します。

結論から言うと、20代の頃、2度ほど病院で誤診を受けて、しっかり自分でも知識を持っておかなくては! と思ったのが原因です。

1回目は、22歳ごろだったと思うのですが、帯状疱疹になった時です。

帯状疱疹は、皮膚に発疹が出るのですが、ボクの場合は頭(三叉神経)に帯状疱疹が出たために、発疹が頭皮に出てしまい、発見が遅れました。

今では有名になった帯状疱疹ですが、当時はまだそこまで知られていなかったと思います。
帯状疱疹がどういうものか簡単に言うと、免疫が落ちたとき、体の中に残っている水疱瘡ウイルスが暴走して、発疹と激しい痛みを伴う症状が出ます。
当時異常なストレス状況のなかにいたので、かかってしまいました。

とにかく痛くてさまざまな病院に行くわけですが、原因不明の頭痛ということで病院をたらい回しにされ、結局診察中に意識を失い、救急車で街で一番大きな病院に移されました。MRIやCTスキャンなど、検査を何度も受けましたが、原因が特定出来ず、そのまま痛みに耐え、モルヒネを打たれながら5日間入院しました。
激しい痛みで、何も食べていないのにずっと嘔吐を繰り返し、意識も朦朧とし続けた5日間は、地獄のようでした。人間が極限の苦痛の中で、どのような感情を持つのか、今となってはとてもいい経験となりました。

5日目になって、発疹が目の周りにまで広がり、失明寸前になってようやく帯状疱疹だと発覚。急遽転院して、なんとかなりました。

しかし、退院後も後遺症が残り、またもや原因不明とのことで病院のたらい回し。激しい痛みと、気が狂いそうな痒みで、どんな薬も効きませんでした。結局ギリギリのところで、神経ブロック治療(?)で、痛みから解放されました。

その数年後、20代後半になって、今度は大きな怪我をしました。当時飲食店で働いていたのですが、包丁で指をかなり深く切ってしまい、そのまま病院へ。
縫ってもらったのですが、後日病院へ行ったら、全く指が動かない…。

「ちょっと様子見ましょうか」と言われ、言われるがままに、左手を包帯ぐるぐる巻きにしたまま働いていたところ、その病院からお店に電話があり、「紹介状だすので、急いで大きな病院へ行ってください!」とのこと。

神経と腱が切れたままの状態で表面だけ縫ってしまったとのことで、緊急手術することになりました。全身麻酔の大手術。もう少し連絡が遅ければ、指が動かなくなっていたようです。

神様が守ってくださったんですね。

その2つの経験から、病院に不信感を募らせたというわけではありません。

ただ、100%お医者さんのいうことを聞いているだけではいけない、こちら側も最低限知識を持っていないと大切な人を守れないなと強く感じました。

もちろん、医療のプロとして、お医者さんのことはリスペクトしています。
あくまでも自分は素人なので、素人の浅い医療知識が、医学をしっかり学んでいるお医者さんより勝ってると思ってもいません。

しかし、こちら側も最低限の知識をもって、お医者さんとの協力関係の中で、医療を受けたいと思っています。

全体像をとらえる

さて、ここからが本題です。

全国にはたくさんのお医者さんがいるんですが、そのほとんどが専門医ですよね。

内科、外科、消化器科、形成外科などなど…。
例えば形成外科医に胃が痛いと言っても、あまり意味はないですよね。

それほど人間の体は複雑なのだと思いますが、細かな専門知識は、専門家に任せるとして、素人のボクたちとしては、全体像を把握するというのが大切だと思います。

今回は「免疫」の仕組みを知ることで、体の全体像を理解し、自分の体の状態をざっくりと把握出来るようになるというのがテーマとなります。

自律神経

さて、自律神経というものがあります。
皆さん名前は聞いたことがあるはずです。

自律神経を整える音楽とか、マッサージとかありますよね?

自律神経というのは名前の通り、自律している神経で、ボクたちの意識で動かすものではありません。

意識せずとも自動で体の状態を健康に保つ機能をつけてくださってるというのは、神様に感謝ですよね。こんな複雑で完璧な自律神経という機能が、たまたま偶然出来たと考える方が、よっぽど非科学的な宗教だと感じます。

話を戻しますが、自律神経には、交感神経と副交感神経があります。自律神経は、この2つの神経を状況に合わせて自動的に使い分けてくれるわけなんですよね。

交感神経と副交感神経。
この2つは、シーソーのように、どちらかに傾いています。
イメージとしては、自律神経くんがそのシーソーのそばに立って、どっちに傾くかを常にコントロールしてくれている感じです。

今や交感神経と副交感神経というものも有名なので、皆さんよく知っているとは思いますが、ここで改めて交感神経、副交感神経、それぞれの特徴を見ていきましょう。

交感神経

緊張やストレス、集中している時、活動的な時には、シーソーは交感神経側に倒れます。

車で言うと、アクセルを踏んでいる状態ですね。

この交感神経が優位な時は、活動的な状況なので怪我のリスクが増えます。(パソコンやスマホばかりの現代では当てはまりませんが…)

なので、交感神経が優位になると、血管がキュッと細くなります。怪我した時に、どばどば血が流れないようにするためです。
血管が収縮するわけですから、指先が冷たくなったりします。冷え性の方は、これが原因ですね。つまり、交感神経に傾いてる状況が長く続いている→ずっと血管が収縮しているので、血の流れが滞っているということです。

さて、他にも交感神経が働く時は、集中しなきゃいけない状況ですから、痛みが鈍化してきます。集中のために不必要な感覚はシャットアウトしてくれていると思ってください。スポーツの経験が多くある方はわかると思いますが、集中状態だと、痛みとかあまり感じませんよね?
それは、交感神経に傾いているからです。交感神経に傾く角度が強くなればなるほど、痛みは鈍化します。

なので大怪我をすると、交感神経に最大限傾くので、ほとんど痛みを感じなくなります。ボクが包丁で指を切ったとき、全く痛みを感じませんでした。それで「あ、これはヤバイやつだ」と気がつきました。

そして交感神経に傾く時、体の中では何が起きているかというと、血液の中の顆粒球という白血球が増加します。
顆粒球というのは、ばい菌をやっつける、超強い戦士だと思ってください。

本来人間は、活動的な時=体を動かすという前提で、設計されています。
パソコンで仕事するようには、設計されていないわけです。

体を動かすということは、怪我のリスクが増えるので、それに備えて血管を細くして、痛みを鈍化させ、血管の中にばい菌を倒す戦士「顆粒球」を増やしておくわけです。

しかし、現代ではそんなに頻繁に怪我をしたり、ばい菌が体に入ってくることはないですよね? すると戦士である「顆粒球」くんは、やることがないわけです。

増えすぎた顆粒球くんは、攻撃対象を探して彷徨うわけなんですが、敵がいないので、仕方なく攻撃出来そうなところを攻撃し始めます。だいたい弱い粘膜を攻撃対象とすることが多いです。

それで、肌が荒れたり、胃が荒れたり、口内炎が出来たりします。

ストレスで肌荒れができたり、お腹が痛くなる方はいますか? リップをどれだけ塗っても、唇が荒れる方はいませんか?

これは、顆粒球くんが自分の体を攻撃しているのが原因です。

つまり根本原因は、交感神経に傾く時間が長かったり、角度が大きすぎたりして、顆粒球が増えすぎてしまっていることなんです。

更に深掘りしていくと、「痛み止め」の薬がありますよね?

これは、交感神経に強制的に働く薬なんです。交感神経に傾くと、痛みが鈍化すると言いました。ですから薬の力で交感神経を刺激して、痛みを鈍化させます。

そうするとどうなりますか?
血液の中のばい菌戦士「顆粒球」が増えますよね?

しかし顆粒球はやることがないわけで、仕方なく粘膜を攻撃します。
痛み止めを飲むと、胃が荒れるという副作用があると思うのですが、胃が荒れるというのは、これが原因です。

半分は優しさで出来ていることでおなじみの痛み止めの薬の、「半分」とは、胃薬のことなのですが、これは薬が強くて胃が荒れてしまうのではなく、薬の効果で倍増した顆粒球が胃を攻撃しているから胃が荒れるというわけなんです。

ここまで聞くと、顆粒球コワい、交感神経コワいと思ってしまいそうですが、問題は交感神経に傾きすぎてしまうこと、交感神経ばっかりなってしまうことであって、バランスが取れていれば顆粒球も悪さはしません。
むしろやる気や元気を与えてくれるのは、交感神経の働きのおかげです。

副交感神経

さて、次は反対の副交感神経の説明です。

副交感神経は、リラックスの神経ですよね。
車で例えるとブレーキの役割です。

副交感神経は、交感神経の逆ですから、血管が拡張して、ぽかぽかしてきます。

イメージはしやすいですよね! 子どもが眠くなると手足があったかくなるのは、この副交感神経が働いて、血管を広げるからです。

厳密にいうと、そうすることで熱が発散されて、体の芯にある温度が下がって眠くなるわけなんですが、とにかくぽかぽかするというのが副交感神経の特徴です。

また、痛みに関しては敏感になります。スポーツをやっていた方は、ちょっとした怪我をしても試合中痛くなかったのに、試合が終わると痛くなる、といった経験があると思います。

副交感神経は、リラックスのイメージがあるので、いい印象を持っている方も多いかと思いますが、副交感神経も行き過ぎると大変です。

発熱、咳、鼻水、だるさ、節々の痛みなど、いわゆる風邪の症状は全て、副交感神経が引き起こしているものです。

そう考えると、風邪を引くということは、極限のリラックス状態ともいえるかもしれません笑。

副交感神経が優位になる時というのは、大抵家でゆっくりしている時です。家でゆっくりしている時に怪我をする可能性は低いので、血管の中の顆粒球は減ります。

代わりに、ウイルスの感染のリスクがあるので体はウイルス対策をとるわけですね。
それで、そこそこのリラックス状態ならいいんですが、ウイルスが体内に侵入したことを探知すると、自律神経は更に副交感神経を刺激して、体温を上げます。ウイルスを攻撃するためですね。そしてウイルスを体の外に出すために、咳やくしゃみを出します。副交感神経にぐっと傾くので、痛みに敏感になり、節々が痛くなります。

そして血管の中では、リンパ球という、ウイルス専門部隊が増えます。
風邪の治りかけになると、痰がでたり、鼻水がネバネバになったりしますよね? あれは戦ったあとのリンパ球たちです。ウイルスとくっついて除去をしてくれています。

先ほども言いましたが、風邪の症状というのはウイルスを除去するための副交感神経の働きによるものであって、ウイルスが引き起こしているものではないわけです。
じゃあ風邪薬って…って思いませんか?

そうです、風邪薬は強制的に交感神経に傾かせて、副交感神経が引き起こす「不快な症状」を抑えるというものです。
しかし副交感神経はなぜ不快な症状を出しているかというと、ウイルスをやっつけるためです。ということは、薬を飲むことは、解決策になるのでしょうか?

もちろん薬は必ずしも悪というわけではありません。39℃以上の高熱が続くようなら、多少強引にでも副交感神経を抑えて、熱を冷ました方がいいですし、咳やくしゃみも、あまりにもひどいと炎症が強くなりすぎて、その炎症を直すためにまた副交感神経が発動して、さらに咳やくしゃみが出て…と悪循環になっていきます。ですから、自分の症状に合わせて適度に使うのが良いと思います。
個人的には風邪の初期段階で薬に頼るのは、あまりオススメしません。ただ、あまりにもひどいときは、薬に頼る選択もありだと思います。

湿布なんかも同様です。湿布が患部を冷やすわけではなく、湿布の成分が強制的に交感神経を刺激し、血管を収縮させるので、血流が滞り、結果として患部が冷たくなる、炎症を抑えるという効果を得ます。体としては血流をたくさん流して患部を治療したいのに、真逆のアプローチをしているわけです。

ちなみに余談ですが、風邪で病院に行くと、たまに「とりあえず抗生物質出しておくね」と言われることがあります。抗生物質は、ばい菌に効果的であって、ウイルスには効かないのに、何で抗生物質を出すんだろう…と、今でも不思議です。

他にもこんなことってありませんか?
忙しい日々を送っている人が、朝起きるとだるくて起きれない。

これは、自律神経で説明できます。昨日の夜まで極度のストレスで交感神経にものすごく傾いていて、寝たことで今度はその反動で副交感神経に思いっきり振り切ってしまったわけです。その結果、だるさや倦怠感など風邪に似た症状が出ているんですね。

花粉症も副交感神経の暴走によるものです。風邪っぽい症状になりますよね?

あとは、お酒を飲む方しかわからないと思いますが、疲れるとビール飲みたくなったりします。実は血液中の酸素が減ると、副交感神経が刺激されます。締め切った教室で酸素が薄くなると、眠くなりますよね? これも副交感神経が刺激されているからです。ビールには炭酸が含まれていますが、炭酸を飲むと血液の酸素を炭酸が奪っていきます。それで副交感神経が刺激され、リラックス気分を味わうことが出来るんです。ですから、疲れたときにビールを飲まなくても、炭酸水でも同じように、リラックスできます。

どうやって整える?

以上のことを踏まえると、交感神経、副交感神経のバランスが取れていることが、健康のポイントになるというのがわかります。言い換えると、体調不良は自律神経のバランスが崩れている状態ということです。

では、どのようにすれば自律神経のバランスを整えることが出来るのでしょうか? 色んな方法があると思いますが、個人的に簡単でオススメな方法をご紹介します。

  1. こまめに水を飲む。(飲みすぎにも注意です。個人差ありますが、1日2リットルは飲みすぎだと思います)

  2. 湯船に入る(熱いお風呂だと交感神経を刺激するので、適度な温度で副交感神経を刺激します)

  3. 息をする(実は交感神経に傾いている方は、呼吸が極端に浅いです! 深呼吸してください!)

  4. ちゃんと寝る

  5. 適度に体を動かす

わりと当たり前なことを書いてますが、意外とできていない方が多いんですよね。特に呼吸は、田舎に行くと空気が美味しいので劇的に改善しますよ!

それとさらに効果的な裏技もお教えしちゃいます。

それは、祈り讃美歌です。

ようやくクリスチャンっぽいことを言えますが、これはもう言うまでもなく効果的です。もはやこの2つだけでもいいんじゃないかくらいです笑。

今回は、ものすごいざっくり書いてみました。健康について詳しい方は当たり前の内容だったとは思いますが、知っておくと便利なんじゃないかなと思います。さらに詳しく知りたい方は、阿保徹先生の書籍を読んでみるのがオススメです。

それでは、ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます!

現在Youtubeで聖書研究番組を作っていますので、是非そちらも観てみてください。
一緒に聖書の真理を研究しましょう!

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