![コラボマーケティング](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7899924/rectangle_large_type_2_0bbd36dde5abf56762032cac493ad028.jpg?width=1200)
なぜ今コラボ?コラボマーケティングのメリット・デメリット
「マーケティング活動を1社だけで行う時代はもう終わった」
最近、現場でマーケティング施策を企画している時につくづく思っていることです。
・生活者のライフスタイル、価値観の多様化
・タッチポイントの多様化
・マーケティングコストの増大
・態度変容プロセスの複雑多様化
などなど、マーケティングにまつわる根本課題は山ほど。
これらを解決するための糸口が「コラボレーション」にあるのではないか、と思っています。
9月20,21日に開催された Markezine Day Autumn ~JOIN and UNION~にて、LT枠で登壇させていただく機会があったので、その内容を中心に「コラボマーケティング」について考えていることをまとめてみます。
なぜ今「コラボマーケッティング」が求められているか?
①マーケティングコストの高騰→コラボならコストをシェアできる
生活者のライフスタイルや価値観は多様化しています。普段見るメディアひとつとっても、
・テレビ
・YouTube
・Netflix/Amazon Prime/Hulu
・インスタ
・Twitter
・TikTok
・Yahoo News/グノシー/スマニュー/Line News
などなど、媒体もサービスも日々生まれては消え、生まれては消え...
マーケティングコミュニケーションにおいて、伝えるべきメッセージとタッチポイントを設計するのが難しくなっているのかな...と。
その結果、単純に1リーチ獲得あたりにかかるコストが増えているんだと思います。
コラボを前提とするのであれば、その1リーチ獲得単価を複数企業でシェアすることができます。
②ブランドのコンテンツパブリッシャー化
コンテンツマーケティングの重要性をうたった「編集者のように考えよう」という本が出版されて早4年。
今や、企業・個人関係なくメディアを持つことが可能な時代になりました。オウンドメディアやSNSを通じて、誰でもコンテンツを発信できます。
つまり、広告やパブリッシャーを通さずとも、企業が直接、生活者とオーガニックな接点を持つことができます。
発信力をもつブランドがコラボすることで、お互いにお互いの発信力を活用してより多くの生活者にリーチすることが可能になったのです。
コラボするメリット
①コストシェア・コスト削減
コラボならば、ひとつの施策のマーケコストを”割り勘”できます。インパクトは同じでも、1社あたりのマーケコストは安くなります。
②ブランド力の強化
コラボ先のブランドと掛け合わされることで、1社だけでは押し出せなかったブランドイメージを訴求することができます。
③新規顧客獲得
コラボ先のブランドがすでに獲得している顧客に対して認知を広げることができます。
④自社メソッドの拡張
コラボ施策の企画・実施プロセスの中で、コラボ先企業やチームのナレッジを垣間見ることができます。自社だけでは思いつかないような方法に出会える可能性があるのです。
コラボするデメリット
もちろん、コラボ施策には良い面もあれば、悪い面もあります。
①難易度・不確実性が高い
そもそも、コラボ先を見つけるのが難しい、という問題があります。さらに、コラボ先の経営やマーケティング課題の状況によって案件が左右される可能性があります。
コラボ先企業との関係性をうまく構築して逐一キャッチアップすることが重要かな、と思います。
②調整工数がかかる
当たり前ではありますが、社内だけでなく、コラボ先企業との調整に工数を割く必要があります。
では、このようなコラボならではの課題を解決しつつ、コラボ効果を最大化するにはどうしたら良いのでしょうか?
次回、この点について考えていきたいな、と思います。
これまでいくつかのコラボ施策を実施する上で見えてきたことを中心に編み出してみたフレームワーク「ストーリー共感型コラボマーケティング」をご紹介する予定です〜。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!次回に乞うご期待!
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