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“健やかさ”について考える

最近の研究では、脳はいつまでも成長するのだと言います。

一方で、“老化”という現象も起こります。筋肉だって使っていなければ、だんだん縮小していきますから当然のことです。成長を続けるためには、脳を老化させない工夫が必要です。ポイントは3つ。

・適度な運動
・学習
・コミュニケーション

「朝さんぽ」をして朝陽を浴びながら適度な運動をして、「言語化れんしゅう」で思考したり想像したりして頭を働かせ、「対話」でコミュニケーションを重ねる。仕事はもそうですが、わたしの日々の“遊び”はすべて脳の成長を促しているとも言えます。

みなさんご一緒に、さんぽ部に入ってわたしと一緒に“おさんぽ対話”して、言語化れんしゅうで内省と想像の習慣をつけましょう。大事なのは、“遊びながら”ということ。それがきっと、日々の仕事にも、プライベートの健やかさにも良い影響を与えます。

最近、健康についてよく考えます。以前から、「優れた聴き手であるためには健やかさが重要だ」と述べてきました。対話は、エネルギーや感情を循環させる行為です。こちらにエネルギーがなければ、相手に負担をかけてしまい良き循環は生まれづらくなります。そのためにも健やかであること。

さらには、今月の頭から義父が大きな手術のために入院していて、お見舞いに行ってマッサージをすることがわたしと妻の日課となっています。

この仕事をやっていてよかった点の一つは、こういう時でも義父のお世話ができることです。会社に勤めていたとしら不可能です。妻がお世話をしている間、わたしは病院の中庭で原稿を書いています。夕方、部屋へ行って義父の身体をマッサージしてほぐす。気持ちの良さそうな表情で自然と眠りに入る義父を見て、こちらも癒されます。マッサージの魅力は、一人ではできないところ。マッサージするにしても、受けるにしても、相手によって感じ方は異なります。対話と同じです。

とはいえ、病院内で仕事をするにも限界があるので最近は真夜中(深夜2時)に起床して6時まで仕事をして、それから朝さんぽをする。といった訳のわからないライフスタイルになっております。

そんな日々を送りながらも、“健やかさ”の大事さと向き合っています。わたし自身、生まれた頃から病を抱えていて大きな手術をしていますし、妻もわたしと出会う前に体調を崩して以来、病を付き合いながら生活しています。

病になればお医者さんに治療を受けますが、それはあくまで対処療法であり、そこから健康な身体をつくるのは自分自身です。今回は「“健やか”でいられるための工夫」について書こうと思います。

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