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哲学ドルチェ

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毎日、コーヒーをドリップして飲む少しの時間だけ考えごとに耽る。その時、書いた文章を“哲学ドルチェ”と呼んでいる。決めごとは一つだけ。大そうな話はしない。たかだかコーヒーの時間であ…
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記事一覧

血のつながりはなくとも

孫が生後8ヵ月を迎えた。 孫の泣き声は鈴の音みたいで、ぜんぜん嫌な感じがしない。こよなく…

覚えられない名前

義父が入院する病院で、義父にリハビリ友達ができた。 施設の中のレストランで談笑しながら、…

“想い”はことばにしたほうがいい

11月9日は、妻の誕生日。 一年で最も幸運な一日です。朝さんぽをしながら、ちょっとした遊…

人体実験のススメ

十月から「運の研究」をはじめています。 「運がいい」とはどういうことか。「運が良くなる」…

「できない」を「できる」にしてゆく

毎日、義父が入院する病院へお見舞いに行っています。 八月の一週目に入院してからですから、…

習慣と循環

先月末にこのようなポストをしました。 「自分の文章をもっと書きたい」 最近、そんな意欲が…

絵本作家 谷口智則さんライブペインティング&読み聞かせ@おにクル

本日は、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」開館一周年記念イベントとして、絵本作家の谷口智則さんのライブペインティングと読み聞かせを開催しました。 谷口さんの絵本には、ユニークでかわいい動物たちがたくさん登場します。ことばたちはリズミカルで声に出して読めば楽しく、ふと考えさせられるような哲学的なテーマで物語は展開します。 作品たちは日本だけでなく、フランス、イタリア、中国、台湾、カンボジアなど海外でも翻訳されています(年末には韓国でも!)。国境を越えて、年齢を越えて、長く愛

ことばのくすり

毎月、月初めに「自分を大切にしてください」ということばをポストしています。 自分を大切に…

「楽しむ」は技術

「楽しむ」は技術。 何ごとも楽しんで取り組むことができれば、苦労は軽くなります。努力が努…

坂口恭平さんのキョーラジ

坂口恭平さんのキョーラジがおもしろい。 「キョーラジ」というのは、Xのスペースで開く恭平…

「聡明さ」とは【#言語化れんしゅう】

聡明な人について考えてみました。 これは、わたしの考える「聡明さ」の印象。他の人はどうい…

ジュリア、18才

ジュリア、18才。 安らかに眠りました。 最後までいっしょうけんめい生きてくれました。 ジ…

さんぽ部

さんぽ部を立ち上げました。 「さんぽ部」とは、さんぽしながらスペースで対話(おしゃべり)…

幸福の音楽

孫が生まれてひと月が経ちました。 会う度に一回りずつ大きくなってゆくふっくらした命は、確かにこの世界で脈を打ち、音を奏でています。人間は、それ自体が楽器であり、生きることは音楽なのかもしれません。両腕の中の音楽は、泣いたり、笑ったり、寝息を立てたり、心地良いメロディでわたしを癒してくれます。 両親は、この子が大きく育つ中で男の子になっても、女の子になってもいいように性別に頼らない名を与えました。ユニセックスな名前。性は、生きてゆく上で自分が決めればいい、と。それだけでも、