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自由律俳句 #233

【真夜中から夢までずっと雨だった】


雨。
長い時間、雨が降っている。
窓の方からずっと雨音。
これは朝まで降りそうだ。

部屋の中を無音にして、
外から小さく聞こえる雨音に、
耳を傾ける。

美しい不規則に、
感覚を澄ませて、
寝返りをひとつ。

雨音は連れていけないけれど、
このままそっと、夢の中へ。


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小島涼太郎
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