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自由律俳句　＃310

小島涼太郎

【綿毛の溜まっているところ】

隅っこに綿毛が溜まって
くるくると回っているの

タンポポの綿毛ではないと思うの
だってちょっと大きいから

くるくると回っているのを
ずっと見ているの

見ていると
風が流れているのがわかるの

このままだと
ずっとここをくるくるくるくる

大きな風が吹くのを待っているの
くるくるしながら待っているの

#自由律俳句 #俳句 #散文 #詩 #綿毛 #溜まって #ところ #くるくる

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小島涼太郎
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