見出し画像

自由律俳句 #26

【青空に雲のしだれ柳】


外に出て快晴だと気付いた。

青空に白雲、太陽を添えて。

瞼を閉じれば、赤と橙。

明るさが突き抜けて痛い。

ゆっくり目を開きながら見上げると、

雲がしだれ柳のように見えた。

昼に上がった花火みたい。

消えない花火を見上げつつ、

夏の終わりが見え隠れする。


#自由律俳句 #自由律 #俳句 #散文 #随筆 #青空 #しだれ柳

いいなと思ったら応援しよう!

小島涼太郎
記事を読んで頂けるだけでありがたくて、スキを押してくれるだけで嬉しいのに、サポートまでして頂けたら、もう飛び跳ねます!本当に本当にありがとうございます!これからも頑張ります!

この記事が参加している募集