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自由律俳句 #412

【夜までがいつもより早いと感じた日から】


玄関を開けると黄昏だった。

暗くなるのが早くなった。

カウントダウンが始まっているようだ。

空は温かいし、冷たい色。

電線が視界に入らない所を探しながら、

少しだけ歩いた。

全然見つからないから、

真上を向いた。


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小島涼太郎
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