#11 ファンとリスナー。
久々にブログ更新を再開します。手慣らしに、特定の曲の紹介ではなくちょっとした考え事を。タイトルに句読点をつけると、たちまちnoteっぽくなりますね。
あなたは誰かの「ファン」ですか?
最近だと「オタク」という言葉があります。これも「ファン」と同義かなと、僕は思っています。
例えば「ジャニオタ」と呼ばれる人達。目を見張るのは、その「収集」や「応援」という姿勢。
「ファン」とはなにか
例えば全ての出演番組を見る。載った雑誌を数冊買う。コンプリートこそが「オタク」の姿勢、そういう感じがする。
つまり、その内容が良いか悪いか、あまり考えずに全て見なくては。そういう思いなのかな。
それと、僕はよくスポーツ観戦等でも思うのですが、「応援」ってなんですかと。金を払うこと同義だと思うのだが、「テレビの前で応援してください」とか言われると、「ほう...?」となってしまう。何を求めてるんですかと聞きたい。
そう思うと、僕はミュージシャンの「ファン」だったことは、一度もない。気がしてきた。少なくとも、例えば大好きなBTSの出演番組を全部見るのだって、やや面倒。
「リスナー」とは何か
で、自分が特に音楽を楽しむ姿勢は、「リスナー」なんじゃないかと思いました。
ミュージシャンの活動を受け取った時に一番楽しいのは、レコーディングされた「音源」です。テレビ出演、はほとんど見ないし、「音楽雑誌」は面白さがわかりません(インタビュー、、ほう、、となる)。
ライブもそこそこ行ってるけど、ミュージシャンがよく「ライブこそ一番音楽を伝えられる」みたいなことを言う割には、「いや〜音源の方がよかったよ」と思うことも結構あります。
音響にもよるけど、空気感に騙されるところも多いですね。ライブ以外で稼ぐのが難しくなってきている現状もあるのかもしれません。
サブスクは「リスナー」にとって最高
昔は、「ファン」であるバンドのCDは買う!(小学生の僕にとっては、ポルノグラフィティ)「ファン」のバンドは1つ!みたいな感覚もあって、「あれ、俺本当にこのバンド好きだっけ...」とか思うこともあったり、そういうのって息苦しいなと思っていました。
今やサブスクの時代で、ファンではないミュージシャンの曲も聴くことができます。その中で良い曲があったりなかったり、結果的に並列に楽しむことが出来ます。
サブスクが無かったらアイドルの曲はこんなに聴いてないと思うし、軽い気持ちでヤバいTシャツ屋さんとか岡崎体育とかを聴いて、「あれ、結構良いじゃん」と思うこともないでしょう。
そして本当に欲しいものは買えばいいのも、気が楽です。
最近、2005年から2007年ごろの「ap bank fes」というBank Bandの野外フェスがどうしても見たくなって、まとめ買いしました。
SMAPのサブスク解禁はもうほぼ絶望だろう、と思いSMAPの過去のアルバムを色々集めました。色々あって配信はできないだろうDragon ashの「悪そうなヤツは大体友達〜」も買いました。
なんとなく、この感覚広まれ、という思いでいます。「ファン」は結構大変じゃないですか?
ファンじゃなくても、大勢のリスナー達がそのミュージシャンを支えていたりするかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?