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「やりたいことを仕事にする」 が本当に人生の幸せ? 【それよりも、〇〇を明らかにしよう】
Ryota (@ryota0406) です。
普段は主に海外キャリアや転職についてブログで発信しているのですが、
noteでは海外ネタに限らず、自分の思うことを気ままに、かつ赤裸々に書いていきます。
「やりたいことが見つからない」
これ、よく聞く言葉ですね。
一方で、今の時代は働き方やキャリアの選択肢も増えてきて、
・「やりたいことを仕事にしよう!」
・「そのために、まずはやりたいことを見つけよう!」
そんな風潮がある気がします。もちろん、やりたいことを仕事にすることができたら、それはラッキーだと思います。
では、やりたいことがないと幸せになれないのでしょうか?僕は必ずしもそんなことはないと思います。
■ やりたいことを見つける努力よりも、「人生の優先順位」をつけること
・優先順位(譲れないもの)は、やりたくないことから考える手もある
「人生の優先順位を上から3つ挙げよ」と言われた時にスパッと言える人はどれくらいいるでしょうか?
特に20代の若手にとっては、いろいろな願望や誘惑に揺れる時期であり、何かを選んで何かを捨てよ、というのは簡単じゃないですね。
そんな時は今までの人生を振り返り、「これでは人生幸せになれない」と感じたことから考えていくのも一つの手です。
「日常なんて嫌なことだらけだよ」という気持ちももちろん分かります。
でもここでは、目先のことではなく、自分が幸せになるのを邪魔するもの、やめなきゃいけないものを過去の経験から振り返ります。
【例えば僕の場合はこんな感じです】
・仕事、部活でストイックに追い込みすぎて、体を壊し長期離脱した経験がある。健康に生活できないのが人生で一番不幸。
→ 健康を最優先できる選択をする
・打ち込めない仕事を期限を決めずダラダラ続けてしまい、転職の行動が遅れた。もう貴重な時間を失いたくない。
→ できることをやった結果変わらなければ、環境を変えてみる
この「幸せを阻害するもの」「やりたくないこと」に優先順位をつけ、
選択をする際にこの優先順位に沿って動けば、幸福度は上がっていくのではないか?と思います。
■ どうすれば優先順位はつけられるのか?
明確にこれをすればいい!というのは僕も正直分かりません。。汗
期待はずれでごめんなさい。
なぜかというと、プロセスは人それぞれだと思うからです。
ただ言えるのは、これも一朝一夕で見えてくるほど簡単ではないということ。
多くの経験を重ねながら、その度に自分と向き合い、徐々に太くクリアにしていくしかないと思います。
あくまで参考として、僕の実体験をもとに分析してみました。
【① 本気でぶつかって挫折する経験を積むこと】
人ってうまくいっている時に、大切なものが見えなくなってしまうと思うんです。
例えば、元気バリバリで働けていたら健康のことを真剣に考えたりしないし、
目標が順調に達成できていたら、将来に悲観したりしないですよね?
でも、精一杯努力したのに、道半ばで折れてしまったり、何か大切なものを失ったりした時、初めて立ち止まって、真正面から人生に向き合うことになる。
挫折しろとは言えないけど、うまくいかなくなった時こそが、自分にとって大切なことを考える絶好の機会だと思います。
【参考記事】
【挫折経験、暗黒時代は必要?】どん底から這い上がって得た教訓(特効薬など存在しない)
【② 時に、内省する時間を持つこと】
うまくいっていてもいなくても、やはり定期的に腰をすえて自分を見つめる時間は必要だと思います。
これは何のためにするかというと、目の前の忙しさに埋もれず、自分の感覚のセンサーやアンテナをメンテナンスするような感覚です。
例えば、違和感を客観的に感知できるセンサー、ワクワクすることを察知できるアンテナですね。
【参考記事】
【若手社会人向け】人生やキャリアに悩んだ時に、腐らず自分を保つ方法(今すぐできる)
【③ やりたいと思える何かを、小さく始めてみること】
目の前のことをしっかりやる、というのが基本的な鉄則かと思いますが、新しいことに着手してみて刺激を与えてみることも同時に必要だと思います。
いきなり大きく始めるとか、会社を辞めたりとかではなく、小さく始めて楽しければ続ける、飽きたらやめるをフットワーク軽く繰り返すことも有効だと思います。
【参考記事】
やりたいことを見つけ実現するには、小さく始めてみることしかないというお話(海外/転職/起業)