11/10〜15の日記
11/10
お世話になっている方がさんまさんがMCのTVに出演した。残念ながら関西限定の放送のため、リアルタイムでの視聴はできなかったけれど、TVerで配信されていると知り、早速試聴した。先日テレビに出演した際の感想をご本人から直接聞くと、ひな壇で活躍している人は本当にすごい。ひな壇から遠ざかっていく芸人がいるが、その気持ちがわかったと言っていた。思ったよりも爪痕を残せなくて悔しいと言っていたが、実際に放送を観るとちゃんと爪痕を残している。彼は普段の力を発揮できなかった言っていたが、人の土俵でいきなり結果を残せるほど甘い世界ではなかったとも口にしていた。だが、意気揚々と話す彼のしゃべくりはとても面白かったし、眩しくも見えた。自分があの場所に立たされたらきっと何もできずに終わるに違いない。場数が違うため比べるのはお門違いなのだけれど、いつか彼のように活躍できる人間になりたい。
11/11
今日は昼過ぎまでダラダラと過ごした後に仕事をした。12月から始まる仕事のために今はあえて仕事を減らしているため、ここ最近はスローペースで仕事をしているのだが、心身のバランスを取るにはこれぐらいのペースがいいと感じる。きっとその感情も一過性のもので、すぐさま退屈に感じて、別の仕事を探してしまうのだろう。仕事がない人生は考えられない。人生は暇つぶしだと言うけれど、暇の大半を過ごしているのは仕事だ。仕事があるからきちんと生活をしようと思える。仕事をするために生活をしているのではない。生活をするために仕事をしているのだ。これだけは忘れないでいたい。
11/12
会社の方と新宿歌舞伎町の叙々苑でランチをした。叙々苑が入っているビルの治安がとにかく悪い。エレベーターの中には下ネタの落書きがあったし、お客さんはいかにも歌舞伎町にいそうな人たちでいっぱいだった。美味しいお肉を食べに行くのだから道中も治安がいい方がいい。お肉自体はとても美味だった。叙々苑のランチは3,000円ほどで食べることができる。もっと高価だと思っていたけれど、意外と安い。仕事の話をしながらお肉を焼いた。思う存分焼き肉を堪能した後に、立ちんぼが並ぶという大久保病院に連れて行ってもらった。完全に興味本位である。昼間も立ちんぼが何人もいたのだが、それはすなわちお昼でも需要があるということなのだろう。完全に観光客気分でその場に足を運んだのだけれど、Xで見ていた景色が目の前に現れた瞬間に虚しさがやってきた。彼女たちにも彼女たちなりの事情があって、そこに口を挟む権利はない。あの場所で出会った友人に救われている人もいるのだろう。もっと若者が未来に希望を持つことができる社会になってほしい。そんなことを考えていた。
11/13
今日は難病の定期通院だった。視力を毎回測ってもらうのだけれど、なんと両目ともに視力が回復していた。白内障を患って、近眼レンズを装着しているため、視力が良くなったところで遠方は見えないのだけれど、それでも全身が垣間見えて嬉しかった。病院に足を運ぶのはテンションが下がるため、毎回担当医とどれだけ仲を深められるかをテーマに通院している。今回は担当医が「なんだか雰囲気変わりましたね」と開口一番に言った。普段は自分からそんな話をしてくる方ではなかったため、驚きを隠せない。これはチャンスだと思ったため、すかさず「似合ってますか?」と聞いてみた。すると「とてもいいと思います」と返ってきた。言わせた感じで申し訳なさもあったけれど、少しだけ仲が深まったような気がして嬉しかった。視力検査の後に瞳孔を開く目薬を挿される。その瞬間に光がボワーンとぼやけるだのだが、その世界を生きるのが結構好きだ。見えにくくて不便も感じるが、期間限定の異世界といった感じで楽しんでいる。自分なりに楽しみを見つけるのが好きだ。そうじゃなきゃ通院なんてやってられない。これは定期通院を嫌にならないための防衛手段でもある。
11/14
今日も昼前まで寝ていた。こんなに暇を持て余していると不安になるが。期間限定なのでいいかと正気に戻る。冷蔵庫の中にあるハムとレタスを取り出して、ハムサンドを作る。マヨネーズと粒マスタードを食パンに塗りたくって、その上にレタスとハムを乗せて完成だ。いつもの生活に少し手間を加えるだけで幸福感を得られる。いい天気だったので、バルコニーで食べた。日差しも相まって美味しかった。そこから洗濯機を回して外に干した。丁寧に生きている感覚があって、なんだか楽しくなってきた。その勢いでPCを開いて、仕事を進める。あっという間に夜になっていて驚いた。その後、バーへと足を運んだ。仲良くなった人が今日元カノから振られて1年が経ったといっていた。出会ったのは彼が元カノに振られた直後で、当初は死んだ魚のような目をしていたけれど、今はすっかり立ち直って楽しそうに過ごしている。そこから1年も経ったのかと時間の速さに驚きを隠せない。今日はとてもいい日だ。彼にとっても僕にとっても。そんな素敵な日に僕たちはハートランドで乾杯した。
11/15
今日は日本×インドネシア戦が控えていたので、21時までに全ての予定を終わらせる必要がある。だが、仕事が終わったのが20時半で、どう考えても全ての予定は終わらない。諦めて、コンビニにお菓子とコーラを買いに行った。21時前にPCの前で待機。仕事が始まった瞬間にコーラを飲んだ。うまい。サッカー観戦に最高のシチュエーションを用意できた。前半は雨が影響して、思うように攻められなかったけれど、終わる頃には3−0と相手を圧倒していた。インドネシアは帰化選手が増えたとはいえ、まだ戦術のレベルも連携も不足しているように見えた。何より日本とは個の質が違う。日本の戦術は微妙だけれど、個のレベルは上がり続けている。実力の差は歴然で、蓋を開けてみると4ー0と圧勝だった。サッカーの試合で4点も入ることは滅多にないけれど、日本代表の試合を見ている感覚がおかしくなる。数年前では考えられないほどにレベルが上がった。現時点でW杯が開催すれば、日本はそれなりに勝ち上がると思う。だが、舞台は来年だ。それまでに各国も仕上げてくるに違いない。次のW杯ではどこまで勝ち上がるのか。楽しみで仕方がない。
11月も半分が終わった。つまりあと1ヶ月半で2024年が終わるということだ。あまりの時間の速さに驚きを隠せない。12月に向けてできることをやっていく。今考えているのはそれだけだ。