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人と話すのは疲れるけれど、それでもコミュニケーションが上手くなりたい

守りたいと思えるものがどんどん増えていく。その一方で自身の心の器の小ささを思い知る。大人になったはずが、子どものままの自分がどんどん浮き彫りになっていく事実が悲しくて辛い。

僕の身の回りには、どんなことを言ったとしても受け入れてくれる人がいて、その優しさに甘えてはならないと思いはするものの、結局その優しさに甘えてしまう。

人と話すのは好きなのだけれど、家に帰った途端に力が抜けて、ベッドの上からなかなか動き出せない。帰り道ではあの人は自分と話して楽しかったのかなとか、傷つける言葉を伝えていないだろうかと不安になる。でも、相手から今日は楽しかったと言われることもあって、その言葉に何度も救われてきた。

話すのが上手くなりたいし、聞き上手にもなりたい。以前どこかで「コミュニケーションをうまくなりたかったら、自分が話すのが上手か、聞くのが上手かを知って、不得意な方に注力すればいい」と聞いた。どちらもあまり上手ではないと思っているため、どちらに舵を切ればいいのかがわからない。

今日は12月に入った会社の人と初顔合わせだった。オンラインでしか顔合わせしたことがなかったため、実際に会えてすごく嬉しい気持ちはあれど、どんな言葉だと失礼ではないかをずっと探っている間に会食が終わっていた。


仕事上の関係でしかなかったため、この人たちを全然知らないという気持ちもある。だからこそ、相手の情報を引き出さなければならないのだろうけれど、それがうまくできない。最初から最後までみんながうまく話を回してくれるから、にこにこして話を聞くだけの置物と化していた。最後の最後まで自分の話ができなかったと後悔しながら、今この文章を書いている。

大人数になるとなぜ話ができないのだろうか。その答えはきっと自分の話を誰も興味がないと思っているからだ。たとえあなたの話に興味があるよと言われてもその言葉を素直に信じられない。相手の好意にうまく応えられない課題をずっと持ちながら、それの対処法をずっと探している。自分よりも面白い話ができる人がたくさんいるという事実。1対1であれば、自分が話をしなければ場が持たないことも知っているから話せるのだろう。

相手の気を一発で引く上手い言葉などない。たとえあったとしても、僕にはうまく扱えないのがオチである。相手といい距離感でコミュニケーションを取るための道にまだまだ光明の一筋は差さないけれど、少しずつでいいからコミュニケーションをうまくなる努力をしていきたい。

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