勝つまでやり続ける
最近自分より才能を持った人と出会う機会が多い。 音楽やアート、漫画や人が書いたブログなど、少しでも心が動かされてしまうものに出会うたびに、嫉妬してしまう。
心動かされるものに出会うたび、自分と比べて、悔しい思いをしている自分がいる。 僕には芸術的な才能もなければ、歌がうまいわけでもなく、特に秀でた特技はなにもない。
「なんであの人は絵が描けるんだろう?」
「なんであの人は自分よりも文章がうまいんだろう?」
ブログに関しても、僕より遅い時期に始めた人が、僕より早く結果を出している。
なんであのステージにいるのは自分ではなくあいつなんだ?
悔しいな。おい。
いいんだよ。勝たなくても。人生の善し悪しは勝ち負けではない。
「昨日の自分自身に勝てばいい。」
昨日よりも、少しでも前に進んでいたのであれば、それは勝ちなのだ。 それは自分自身の話で、活躍している人には負けているんだよ。
「自分に勝てればそれでいい。」
おい、お前本当にそれでいいのかよ?
ほんとうに腹の底からそれ言えんのかよ?
そんなものは建前で、本音言うと人の心を動かすような文章や好きだと思ってもらえる文章を書きたいんだよ。 文章を書く人である以上、人のためになるような文章や心を動かす文章を書くことが、物書きとしての役目なんだって。
文章を読んで、なにも心が動かされないのであれば、もうそれはすなわちぼくの負けなのである。
誰にも負けたくない。負けたくないんだよ。 負けてもいいなんて死んでも言いたくない。
勝つんだよ。あいつにも昨日の自分にも。
負けてもいいとか言って、あっさり逃げ道作んなよ。
焦れよ。マイペースなんて崩せよ。
なにがマイペースだ。そのペースじゃ一生あいつには勝てないぞ。
好きなことをやり続けて生きると決めたから、その好きとは死ぬまで全力で向き合う必要がある。 まだまだこれじゃ足りなさすぎる。そんなもんは自分でもわかっている。
好きなことをせずに、後悔して死ぬぐらいなら、やりたいことやって死んで、死んだ後に後悔したい。
悔しい。悔しい。悔しい。
今のままじゃ絶対にダメだ。
負けてたまるか。
勝つまでやろう。さあ勝ちに行こうか。