ここにあるもの

迷いや戸惑い。生きていると悩みは絶えなくて、何も前に進めていないんじゃないかって錯覚してしまうときがある。

でも後から振り返ると、その迷いや葛藤が自分にとってプラスになっていることは多い。

悲しみや怒り。ふとしたことで悲しんだり、怒ってしまったりして、疲れてしまうときがある。でもね誰かのために悲しんだり、怒ることができる人は優しい人なんだよ。

喜怒哀楽。その感情はいつも自分のものだった。

ないものねだりが上手くなって、自分にあるものを見ようともしない人って多い。僕もたまに自分から逃げている。だって自分と向き合うってめんどくさいし、ダサい自分を見なきゃダメだから辛いじゃん。

ここにあるもの。ここにないもの。それが全部で、それが自分自身。となりの芝生が青く見えることもあるかもしれない。人と比べてへこんじゃう日も絶対ある。

自分を見失いそうなときは自分のいいところを探してください。あなたには良いところがたくさんあるはずだから、納得いくまで自分自身と対話してください。

憧れた人にあって、自分にないもの。憧れた人にあって、自分にあるもの。ないものに目を向けるのではなくて、今ここにあるものに目を向けよう。

惰性だらけの自分も愛してやればいい。ネガティブにとらえるのではなく、今は充電期間だとポジティブに捉えてやればいい。多分そいつが美談になる日が必ずやってくるから自分のことを信じてあげてください。

自分のご機嫌を取るのはいつだって自分自身。自分が楽に生きやすい方に逃れてしまえばいい。世界の中心は君じゃないけど、自分の人生の中心は絶対に君だから、主人公気取って生きてしまえば良い。

嫌なことは今日に置いていこう。楽しかった感情は明日に連れていこう。

人生なんて自分の都合の良い方へと解釈してしまえば良い。

ここにあるもの。ここにないもの。それが自分という人間。