9/1〜10日の日記
9/1
日付けが変わってから気づいたんだけど、本日で独立5周年だったらしい。この5年間はできたよりもできないを痛感するばかりだった。きっと10周年になったときも同じことを言っているはずだ。それは挑戦をやめないという誓いであり、覚悟である。今日現状維持は停滞という話を聞いた。停滞ではなく、成長曲線を描けるような人生にしたい。中之島で飲んだレモンサワーは格別に美味かった。
9/2
大学の友人と昼間から飲んだ。将来の夢、教育の話など熱い話をたくさんできた。楽しい時間はあっという間に過ぎる。また会いたい人には「さよなら」ではなく、「またね」と伝える。そんな話をしてから「またね」と別れるのがなんだか照れ臭かった。
9/3
大阪に住んでいたときに家族のように接してくれたカフェに足を運んだ。皆元気そうで何よりだった。カフェの営業終わりに皆で肉バルに足をはこんだ。地元の商店街らしからぬお洒落なネオンがあるお店だった。皆で食べるご飯は楽しくてたまらない。お肉も柔らかくて最高だった。また会おうと約束をして別れた。とてもいい夜が地元にあったことを心から嬉しく思う。
9/4
地元の友人と福島で飲んだ。前回友人の1人が飲みすぎてパートナーに怒られたと話していた。でも31歳になったから飲み方が分かるようになったと言っている。29〜30の方が変化を感じやすいような気がするが、それもまた個人差があるのだろう。3軒ほどはしご酒をして、セブンイレブンでアイスを購入する。男気じゃんけんで友人が勝ったから奢ってもらった。本来なら勝利した時に喜ぶものだ。でも、もう大人になってもしまったから喜べないとのこと。中学からの付き合いだからもう19年目の仲になる。随分と変わってしまったけれど、今も親交が続いていることが何よりも嬉しい。奢ってもらったアイスクリームがとても美味しかった。
9/5
行きたい古着屋があったから心斎橋に行った。三角公園にはお洒落を自由に楽しむ人がたくさんいてなぜか安心した。大人になればなるほどに尖っていたものが丸くなる。好きなことをずっと追いかけていたいと思った。アメ村に足を運べば、もっと自由でいいと思わされる。ちなみに服は2着購入した。秋服だからセーフ。完全にセーフなのである。
9/6
大阪帰省最終日。住んでいた時にいつも仕事をするために足を運んでいた喫茶店に行った。店員さんが僕を見つけるとすぐに近くに来てくれて「おかえりなさい」と声を掛けてくれた。帰る場所がある。その事実が嬉しい。店を出ると今にも雨が降りそうな天気だった。店員さんが傘持ってないでしょと傘をくれた。結局家に着くまで雨は降らず傘を使うことはなかったが、店員さんの優しさがとても心強くて温かった。
9/7
業務委託で所属している会社の福利厚生で同僚とアラビア料理を食べた。初めて目にする料理ばかりで説明されても何が何だかよくわからない。アラビア料理は基本的に豆とスパイスで構成されていることだけはわかった。異文化に触れること。それは自分の小ささを知るいい機会になる。もっといろんな国の文化を知りたいと思った。仕事を頑張る理由はそれだけで十分なのである。
9/8
帰省の疲れが出たのか15時まで寝ていた。そこから仕事をする。ライターさんの原稿を読むのはいつだって楽しい。だからこそ、もっといいものにならないかと試行錯誤を繰り返す。もっといい表現はないだろうかと言葉を吟味する。記事公開後にはもっといい表現ができたはずといつも後悔ばかりしている。悔しさがあるからもっといいものを作りたいと思える。だったら何度でも悔しさを味わっていたい。そして、少しずつ理想に近づけるよう努力しようと思った。
9/9
荻窪の街中華に行く予定だったが、お店の前に行くと本日分の販売は終了しましたと張り紙が書いてあった。気を取り直して西荻窪の餃子が美味しい中華に行く。店員さんがフレンドリーで嬉しい。餃子だけでなく他の料理も美味しい。中でもホルモン麻婆が絶品だった。初めて西荻窪に足を運んだが、居酒屋が多くて開拓しがいのありそうな街だと思った。商店街で吊られていた大きな像はなんのためにいたのだろうか。
9/10
幡ヶ谷の古着屋さんで可愛すぎるマリオTを購入した。それはもう夏服は買わないと宣言してから1週間も満たない出来事だった。後悔しようと思ったが、胸がときめいた素敵なTシャツが悪いので、後悔ではなく、満足と納得が体の内から湧き上がってくる。なんのために働いているんだろうか。それは好きなものを買うためである。誓いはすぐに破られた。でも、そこには初心に振り返るきっかけがあった。
9月1〜10日の日記が終わった。たまにはこういうのもいいような気がする。これからは10日おきに日記を書こうと思った。