急遽、休暇を取らせて頂きました
今日は久しぶりに仕事を休んだ。いや、休まざるを得ない状況だったから休んだ。
お昼から友達と喫茶店で、サンドイッチを食べながら、仕事、趣味の話で盛り上がった。
友達と解散してからは、1人で喫茶店に行って読書タイム。誰にも邪魔をされない空間で読むあの時間がやけに心地良かった。
その後別の友人と予定があったので、合流した後に、適当に2軒居酒屋をはしご。仕事の話やプライベートな話、とにかく他愛のない話で盛り上がる。
本当はもう1人来るはずだったんだけど、仕事で来れなくなったはずだった。グループLINEで飲みの風景を送ったら、「仕事が終わったから飲もう」と連絡が来た。
僕らは電車に乗って、急遽来ることになった先輩のもとへ足を運ぶ。すると、まさかの逆方向に乗っていたことに気づく。
2人で笑いながら先輩に謝罪をする。「豆腐の角っこで頭打って死ね」と返答がきた。やけに優しい死に方を選ばせてくれたものだ。そんな先輩の優しさを無視して、僕たちは先輩の元へ向かった。
先輩は開口一番に「俺に会いたいって言ってるお前らは変態」と僕らを罵る。久しぶりに会ったのに罵られて、「ああ、この感じ久しぶりだな」ってそう思った。
僕らは他愛のない話をした。仕事や恋愛、プライベートの話。くだらない話から熱い話まで、時間を忘れるぐらいに語り合った。
色々先輩に言われたけど、現実なんだから受け止めるしかないと思う。
先輩の語る話の節々にいつも自分が言ってることが被り、友達にも「良太くんは先輩の考え方に似てるね」と言われたぐらいだ。
ああそうか。この人に影響を受けてるんだって自分でもそう思った。
思えば僕が中身のない言葉を好きじゃなくなったのは、先輩お話をしたことがきっかけだ。当時の自分は、好きなことを言いたい放題言ってるだけの人間だった。
「そこに愛はあるのか?」
この視点がいつも欠けていて、そんな大切なことを先輩に教わった。
先輩は「俺はお前らからも学ぶことがあるから、お互いに学び合う関係になろう」っていうのが口癖。
「年齢はただの背番号。そんなものになんの価値もない」
ああ、やっぱかっこいいなと思った。
本人の目の前でこんなことは絶対言わないけど、あんなかっこいいおっさんになれたら良いなと思うのでした。