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2022年のうちに仕事を納めたい

2022年も残すところあとわずかとなった。仕事を納めようと息巻いたところで見舞われた体調不良。書けと言われている原稿がまだ残っている中での体調不良は流石に心にくる。

新しい仕事のはじまり、同性の挨拶、新居探しなど12月は初めてづくしの月になった。それは疲れが見えるのも当然だと言わんばかりに、襲い掛かった病魔は手を休めるどころかまだ喉の奥に姿を潜めている。消えてくれよと思いながら龍角散を口の中で転がしているのだけれど、効果はまだあまり出ていない。

今日も今日とて遅れた分を取り戻すために、机の上にしがみ付いていた。それでも、自身の過集中ぶりには驚く日がある。一心不乱に文章を書き連ね、気がつくと6500字も書いていた。その間、エネルギーの補給は一才行わない。自身に飢えがあった方が文章に力が湧くような気がするためだ。

最近は執筆の仕事を減らして、編集やディレクションの仕事ばかりに従事していたんだけれど、今月はなぜか執筆の仕事をたくさんしている。どれだけ書いても終わらない原稿に、延びろと念じても変わらない納期に追われながら、ああでもない、こうでもないと日々試行錯誤を繰り返す。

書くと編むは、同じ文章に携わっているようで使う筋肉がまるで違う。そのどちらかに集中できれば脳みその切り替えは発生しないのだけれど、思うようにならないのが現実で、日によって脳の切り替えを柔軟に行ってきたつもりだ。

それでも体調不良に見舞われたのが現実で、うまく乗り切る能力がなかったことが真実だ。課題は山のように積まれていて、ひとつずつ切り崩していくために何が必要なのかを、自分なりに考えて実行する必要がある。とはいえ、まだ成長の余地があることに喜びを隠せない自分がいて、一歩ずつ着実に階段を登る算段は少しだけ見えている。

2022年の課題は2022年のうちに解決するみたいな達成できない綺麗事は吐かない。2022年に見えた課題は2023年中に解決する。そうやって地に足をつけながら着実に前に進む。以前までの自分なら早く解決したいと焦って、目の前のものが見えなくなってしまっていたことだろう。そう考えると、少しは成長したのかもしれない。

綺麗事では生きていけないこの世界でも、やっぱり綺麗事は必要だと思うから、自分の現在地を確認することによって、綺麗事を掲げるに相応しい状態なのかを見極めたい。そして、まずは2022年のうちに、2022年の仕事を納めたい。

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サトウリョウタ@毎日更新の人
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