あえて正解は求めない

働き方が著しく変化を遂げている現在。

企業に就職する人。自営業として開業する人。社長になる人など様々な人がいる。

働き方において大切なことは「自分に合った働き方を見つけること」に尽きる。生まれてきたからにはなるべく幸せなことが多い方が良いから、仕事もなるべくやりがいのあるものを選んでいたいというのが本音。

「会社員のここが悪い」とか「自営業のここが悪い」っていう意見は1人の意見でしかないし、物事の善し悪しなんて、人によって違うから当てにはできないし、全てを鵜呑みする必要もない。参考程度に小耳に挟んでおけば良いのだ。

どんな物事も悪い側面はある。物事の善し悪しの基準が人によっては違うから、1人の人の最悪なことも、自分にとっては最高なことになりうるなんてことはよくある話。

だから自分にとって悪いかどうかは実際に体験してみなければわからない。

やったこともないのに批判する行為はダサいだけ。もしも批判するなら実際に体験してから批判すればいい。でも批判は何も生み出さないから、自分にとって批判が必要だと感じないのであれば、批判なんてしなくて良い。

働き方には正解がないし、それは自分にしかわからないもの。これから就職活動を迎える人は、正解を求めずに自分の納得解と出会えるように全力で悩んで欲しいと思う。

そして現在働いている人は、自分が納得して続けることができるなら今の働き方を崩さなくてもいいと思っている。

仕事は人生の一部であって、大半を占めるものではない。生活の中に仕事があり、生きていくための手段として活用されているだけ。

自身もプライベートの方がもちろん大切だし、家族や好きな人、友達と過ごしたり、遊ぶために仕事をしている。

正解とは人によって違うもの。

何が正解で不正解かなんて正直なところわからない。

何事も人によって正解が違うし、自分にとっての正解が相手にとっての正解とは限らないから、あえて正解を求めない。

自分の書いている言葉を相手に押し付けるのではなく、「こんな考え方もありますよ」と選択肢の一つとして、そっと提示するだけ。

1人の意見が押し付けになると相手を追い詰めてしまうのがオチ。

自分のことは自分で考えなきゃ意味がないし、自分が納得した解じゃなければ、主体的になって動きにくい。

人が主体的に動くことができる理由は、自分が納得しているからだと思っていて、やらされごとでは人は主体的に動かないし、納得もしない。

もし働き方に悩んでいるのなら自分が納得する道が見つかるまでは動かなくていい。準備期間だと前向きに捉えて、たくさんの情報や知識を蓄えればいいんだよ。

とはいえ年齢という制限のあるから、いつまでも準備期間にしている暇もそこまで多くないという事実だけは頭に入れておきたいね。

あえて正解ではなく、納得解を持って前に進めるように。