Nikonのカメラは資産です。PENTAXもね。【ニコン】
ニコンのカメラは資産ですよ、これは
カメラが必要な人。好きな人。
1台はニコンを絶対、持っていた方がいい。
一般的な用途ではまず問題ない。壊れない。中古なら安い。
買わない理由が見つからない。
僕がはじめて買ったのはD60。2008年製。
こちらのレンズとともに。
このレンズ、いま使っても最高。
サブがほしい。
そして最近中古で購入したのがD70、2004年製。
さらにこちらもポチ。
D70後継機のD70Sは2005年製。
これで十分じゃないか、いや十分すぎるだろう。
15年以上は経ってるけど故障しらず。
多機能
いやいや使いきれないですよ。
いじるのはISO、絞り、露出。そんなもん。
あとは最初に設定したまま使ってます。
新型のハイエンドモデルになればなるほど高性能。
だけど一般ユーザーが欲する機能と乖離しまくりだったりも、する。
D60も、とくにD70なんていいぞ。
機能が本当シンプル。迷わない。
逆にD70の機能さえマスターすれば、最短でカメラの基本的な操作が覚えられる。
初心者こそD70がいいかもしれない。
そしてあれも欲しいこれも欲しいと色々手を出したりするんだろうけど、結局D70に戻ってくる。
そんなことも十分あり得る。
僕がまさにそうだった。
僕がふだん猫を撮ったり家族を撮ったり、ちょっと移動先で撮ったり。
そんな用途だと、2004年製のD70や2008年製のD60でじゅうぶん。
というか手に余る。
20年経った今もなお十分すぎるクオリティ。
デジタル一眼レフが普及し始めた頃のニコン機はすでに優秀。
頑丈
壊れない。まったく。
15年前に買ったD60は一度落としてしまってフラッシュの角が欠けてしまった。
それくらい。フラッシュはつくのよ。
あえて防塵防滴などなど謳ってなくても根っからのタフボディ。
G-SHOCK並み。
G-SHOCKといえばこの相棒、20年選手。
シンプルイズベストの塊。
中古で買ったD70もD70Sもグリップが加水分解でベタベタでした。
ミラーはホコリまみれ。
相当の汚れっぷりでした。並品。
が、無水エタノールで磨いて、ミラーもクリーニングしてあげてピカピカに。
あとD70の持病のCHR病。
断続的にエラーがでるやつ。
これも底蓋を精密ドライバーで開けてスポンジでコード押さえて。
これだけで完全復活。
エラー表示もなし。
バッシャバッシャ撮れる。
僕の手持ちのデジタル資産。
80年代のオーレックスのステレオコンポ。
90年代のパナソニックのCDプレーヤー。
この時代のパナ製はほんと壊れない。
00年代のニコン機。
10年代のシャープの電子辞書。
どれもこれもいまだ現役。ムテキング。
こういったアイテムは手に取るたびに、日本製のプライドと誇りを感じます。
またちょっとした不具合があってもコアなファンがネットで見つかるんだ。
みんななんとか直して使い続けたいと思ってる。
ファン愛も根強い。
相思相愛。
底値で買える
D70。当時販売価格が15万円とか12万円とか。
それがいまじゃ中古で送料込みで4000円弱で買える。
もっと探せば2000円以下でも買えるかも。
底値という底値。これ以上は安くならないだろう。
で、上にも書いたけど超タフボディ。
一般人が使っても使っても、普通に扱っていれば壊れない。
前オーナーの使い方にもよるけど。
万一不要になってもフリマアプリやオークションサイトで購入価格並みに売れる。
ほぼ無料で遊び倒せますよ。
しかもカメラは最近だと00年代あたりのデジタルコンデジとか、人気で価格が高騰している。
時代のギャップが激しいほど1周まわって価値が上がったりする。
D70とか、この頃のCCDセンサーのコッテリ描写が好きって多い。
だから価格が下がることはなくても、上がる可能性なんかじゅうぶんある。
あとね、D70だとフィルム時代のオートフォーカスレンズがそのまま使える。
これはすごい。D60だとできない芸当。
しかもフィルム時代のレンズって安価な中古品が山ほどみつかる。
たとえばこちら。Ai AF NIKKOR 24-50mm f3.3-4.5S。
これまた1987年製というレトロなレンズ。
ニコンは廉価レンズも手を抜かない。
僕もつかってます。いいレンズですよ。
だからD70とレトロレンズでいくらでも遊べる。
これまで色々なメーカーのカメラを使ってきた。
あ、キヤノンはなぜか使っていない。
日本メーカーの機種でいきなり使えなくなるカメラは一度も当たったことがない。
でも5年も経つとダイヤルが接触不良を起こしてってパターンは多い。
いちばん触るところだから、しょうがない。
その中でも僕の手持ちのデジタルカメラでNikonとPENTAXは10年経っても故障しらず。
だからこの2大メーカーは個人的にとくに信頼している。
とくに今回のD70、D70Sと20年前のカメラを2台買ってどちらも不具合なし。
D60もすごいなって思ってるけど、今回も驚いた。
下手するとNikon機3台ともに一生モノかもしれない。いやきっと一生モノだと思う。
欧州で家族代々ライカで家族写真を撮るように、ニコン機も家族代々つかえる。
ニコンはポストライカって本気で信じてる。
Nikon機はプライスレスの大事な資産です。
PENTAX機もね。
おまけ
いまからニコンのD70、D70Sを買おうかな、の方向け。
流石に20年選手、いろいろ癖はあります。
記録媒体がSDカードではなくCFカードということ。
これはAmazonでまだ買えます。
CFカード、むしろ今では高値です。
が、こちらはわりとリーズナブル。
D70用に購入しました。
問題なく使えてます。
あるいはアダプターを買って、お手持ちのSDカードを使うって手も。
D70はRAWで撮っても一枚5MBほど。2GBあれば十分。
手もとのD70には(RAWで)あと300枚撮れるって表示されてます。
グリップがベタベタすること。
レトロ家電、精密機械、車などにあるある。
これも無水エタノールでていねいに拭けば落ちます。
CHR病というエラー表示が出る。
価格.comの口コミやブログをみれば解決します。
僕もボディ下部を精密ドライバーであけて対策したら解決しました。
下のリンク先がわかりやすい。
コードを押しこむスポンジはダイソーのストレッチャーの取手を切り貼りしました。腕、肩、胸を筋トレできて一石二鳥。
CHR病、CFカードの出し入れが原因らしいので、データ移行はPCーD70間でUSBケーブルを使ってます。USBは昔の台形型のタイプです。
あとボディ内部のセンサーの汚れ。
これもYoutubeで掃除の仕方が出ています。
中古ボディが数千円で買えるし万一失敗しても痛くはない。
むしろD70のおかげで自分でセンサー清掃をするようになりました。
どうしても気になる人は業者にお願いするって手もあるけれど、D70ボディと同額かそれ以上の金額がかかると思う。
僕の場合、この流れでメンテしてあげてきちんと使えるように復活しました。ご参考までに。
ちょい手間はかかるけど手をかけたぶんD70もD70Sも可愛いくって愛着わきますよ。
うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。