プライムビデオで『リーチャー 正義のアウトロー』をみる
凄腕の元軍人が難解な事件を解いていく痛快ハードボイルドアクションミステリー。
シーズン2をみ終えて、以前みたシーズン1も通しでみました。
痛快アクション。
トムクルーズ主演の『アウトロー』、『ジャック・リーチャー: Never Go Back』とも関連性があって良い。
映画版を先にみていたから、プライムビデオ版の主役のイメージに戸惑いました。
元の原作はトムクルーズというよりも、プライム版の演者の方のイメージ寄りなんでしょうか。
とにかく登場人物が多い。
映画版は2時間でまとめているので登場人物も把握できて安心してみてられます。
ドラマ版はシーズン毎に約40分×8回。
登場人物が多すぎて、カタカナの名前を追っていけない。
ドラマの終盤にミステリーの全貌がみえても、なんとなくフーンとわかったような気分。
でもボケっとみてても十分楽しいですよ。
主要な人物3人ほどの視点で、同時進行で話は展開していって、
ストーリー
→アクション
→ストーリー
→アクション、ときどきラブシーン。
で見飽きずにみてられます。
このパターン、アメリカ映画の定番の作りですね。
アメリカのドラマって毎回ラストに衝撃的な展開で終わって、
日本の作品の何倍もアクションやグロシーンが刺激強めで毎回ヒヤッとなる。ハート鷲掴みの握力ハンパない。
この映画の見どころの巨漢の主人公リーチャーのアクションなんだけど、
登場人物は善人と悪人が毎回キレイに分かれていて、悪人の人物をバッサバッサと仕留めていく。
日本人的な見方をすると、でも悪人にも家族がいて、絶対悪ってものはなくて…みたいな視点からみてヒヤヒヤする。
主人公のリーチャーは敵を仕留めすぎで、仇討ちされたら大変だろうとか。
でもリーチャーはそんなことお構いなしに敵を殴り、銃の引き金をひく。
で、まわりの仲間サイドや恋人もそれについてさほど気にせず、「あなたはいい人よ」とかいう。
銃社会が前提だとやられる前にやるって鉄則なんだなと。
そういう国と争うことになったら、そりゃ誰彼かまわず徹底的に叩きにくるよな。
シーズン1は元軍人のリーチャーが田舎町の事件を解決する話。
シーズン2はリーチャーの軍人時代のエピソード満載で面白い。
映画版にでてくる人物も会話の中に出てきたり、シーズン1の相棒がひょっこり出てきたり。
色々と話がつながっていて良いです。
ストーリー
→アクション
→ストーリー
→アクション、ときどきラブシーン
のような、アメリカドラマの型みたいなのがあって、
毎話、毎シーズン、その方に沿って作られていると、
まあ延々とみつづけられますね。
毎話毎に衝撃的なシーンで終わって、また次の話をみたくなって。
シーズンが終わると、時系列の前後のエピソードがはじまり、また毎話毎に見どころあって。
脚本もめちゃくちゃ面白い。
『リーチャー』シリーズも、エンタメ度高すぎで時間が溶けてく時間ドロボーな作品で非常にキケンです。
ドラマ版の主役のアラン・リッチソン、よーくみると俳優ジャック・ブラックに似ている気がします。そうみるとジャック・ブラックが暴れまくってるにしか見えなくなります。
ジャック・ブラックといえば、こちらの作品。
はちゃめちゃロックの学校コメディ。
さらによーくみるとジャック・ニコルソンにもみえなくない。
この作品、以前、図書館で予約したらVHSテープがきてビビりました。
内容は最高です。ラストはずば抜けたカタルシスがあります。
ここに挙げた主演俳優の皆様全員、大カテゴリーでレオ様ってことなんじゃ。
こちらはジャック・リーチャー映画版。
アウトローってタイトルがちと残念。
アクション映画の歴史に残る名作。全てがカッコいい。無駄が一切ない。
リーチャーの格闘技シーンはトムの方がカッコいい。
BGMなしでひたすら爆音が鳴り響くカーアクションのシーン、車好きは何杯でもおかわりできます。
映画版二作目。
こちらも良い良い、アクション+家族愛がテーマで前作よりマイルド。
冒頭の脱獄シーンがめちゃくちゃ好き。