ごはんをおいしく食べるコツ
ごはんをおいしく食べるコツは、ゆっくり食べることだ。
意識的におはしでごはんを口に運ぶ動作からゆっくりを心がける。
かむときもゆっくりと。
自然に回数をかぞえて、しかもふだんよりよくかめる。
ゆっくりかむことで、ふだんよりも味わって食べることができる。
いろいろなおかずを食べることで、あまい、すっぱい、からい、うまいのさまざまな組み合わせからうまれるバリエーションを感じる。
ゆっくり食べることは意外とむずかしい。
日中はゆっくり味わう時間もなかなかとれない。
時間によゆうがある夕食や、どうしても時間がないときは、いちばん好きな自分のメインディッシュだけでもゆっくり味わってみる。
ゆっくり食べると意識しないと、ごはんを食べている最中すぐに別のことを考えてしまう。
僕はいまソーラーパネルをつかってポータブル充電機を充電して、太陽光でスマホやPCを動かすことに夢中だ。
だから食事中も、気がつくと充電のことばかり考えてしまう。
そんなとき、おなかの虫をおさえることはできても、ごはんの味はなんとなくしか味わえない。
カフェやファストフード店でスマホをみながら食べてるひとをみかける。
おひとり様だと気兼ねなくスマホ見放題で食べられるけど、淹れたてのコーヒーだけでも味わったほうがいいのになと思う。
ゆっくり食べようとおもったのも、「からっぽ」という本を読んだから。
10分瞑想についてかかれていて、寝る前、ごはん、歩くとき、走るときと、こまめに瞑想して頭の中をからっぽにするといいことあるよ、という内容。
その食べる瞑想についてまずはにおいを
楽しむとか味に意識をむけるとか手順がかかれているんだけど、要はゆっくり食べることだなと、僕は解釈している。
食べることだけじゃなく、たとえばランニングのときも気持ちゆっくり走ることによって視界がひろくなって景色をたのしめたり、自分の体の状態に敏感になったりする。
ゆっくりすることで、いろんなことをより新鮮に体験できる。
とはいっても毎日くりかえす食事の時間、気持ちすぐにあっちこっちさまよいやすい。
だから気持ちがさまよっては、ちょっとゆっくりをこころがけてごはんを楽しむ。
それだけでいつものごはんがちょっとだけおいしくいただけるようになる。
うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。