天使の4歳児ってホント? - 自立への第一歩の瞬間
「目を閉じて。」
「開けちゃダメだよ。」
シャワー中に、もうすぐ4歳になるボスからの指示です。
何のことかと思い、ボスの指示に従って
目を閉じたふりをして薄目で見ていると、
何やらゴソゴソ動き出しました。
自分で体をゴシゴシ洗い出しました。
すると「シャワーヘッドを渡せ」と言ってきます。
「自分は目を閉じるんではないのか?」
とツッコみたくなる気持ちを抑え、
目を閉じてシャワーヘッドを渡します。
以前にお湯が熱かった経験があるので、
水にしろとの指示です。
シャワーを渡すと自分で頭に水をかけました。
まだ私への開眼許可は出ません👀
ペタペタ歩く音がして、ママのタオルを引っ張って
体を拭き始めました。
そしてこそっとシャワールームを出ていき、
ごそごそパジャマを取り出しました。
どうやら、自分でできるところを見せたかったようです。
夕食の時間
夕食の時間になり、いつものように息子の取り皿にご飯を取り分けると、いきなり大声で泣きました。
「天使になったんじゃないのか?」
と心でつぶやきながら、ボスの要求を聞きます。
泣きながら皿に指を指しています。
どうやら自分で食べたかったようです。
話を聞くと、他人に食べさせられるのがイヤで
自分で取り分けてスプーンで食べたかったらしいです。
昨日は自分でできるアピールをしたいDAYのようでした。
最後に
それでも今までを振り返ってみると、
魔の2歳児、悪魔の3歳児を経た、
天使の4歳児への脱皮の一歩だったんだろうか、
なんて一人でぼんやり考えていました。
もしそうだとしたら、その殻の割れる瞬間、
自立への一方を見られたのかもしれません。
そんな天使に脱皮することを祈って、
毎日の忍耐の修行は続きます。
今そっと本棚にある本をもう一度手にとって、
子どもの次なる発達段階への勉強をしています。
自己肯定感の本でも有名な船津徹さんの本です。
もはやアンダーラインと折り込みだらけになっています。
船津徹『世界標準の子育て』
のんき、こんき、げんき。
親がイライラしないように体調も整えていきたいものです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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