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子どものやる気スイッチを押す3つの言葉 【4歳児の行動の軌道修正編】

我が家の4歳児のボスは、自分で納得しないと動かない性格のようです。

三つ子の魂百まで。

おそらく今後も続くでしょう。

やると決めたら試してみないと気が済まない。
誰に何を言われようが突き進むことがあります。

力技で止めることも必要かもしれませんが、必ず号泣になるのでお互いにエネルギーを使います。

最近は「省エネで楽しく」をテーマにしていますが、
なんとか言葉がけを工夫することで軌道修正を試みます。

今日は我が家のボスのやる気のスイッチを押す3つの言葉をご紹介させていただきます。

〈背景〉
子どもが親にとって望ましくない行動をしているときに、その行動を止めることや、なぜその行動が悪いかの説明に集中すると、説教が長くなります。

そもそも触って欲しくないものは、子どもの見えないところに置いて、なるべく「ダメ」と言わないで済む環境を整えようと心がけています。

それでもやっぱり毎日何かは起こります。

どうやってお互いにハッピーに過ごせるかを考えているプロセスのような感じです。

1. 「できるかなー?」/ "Can you do it?"

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迷ったらこれを使います。

言い方も大切です。いろんなバラエティで攻めます。

こうやって試されると、「できるよ!」と示したくなる性格をくすぐる言葉です。

何かの行動を止めてほしいとき、 ダイレクト戦法で「やめれるかなー」と言うこともあります。

ダイレクト戦略は、かなりの高確率で「いや!」と言って行動を継続します。

その際は、注意を外らせる戦略で新しい課題を与えてみます。
新しい方向に向かせることで、今やっていることを忘れさせます。

新しい方向を向かせて、

「ボールシュートできるかなー。」
「自分でパジャマ着れるかなー。反対にならないかなー。」

「歯磨き自分でできるかなー。えーほんとー?」

できるとわかっている課題を与えるところがポイントかもしれません。

「ほら、できたでしょ!」

という自慢げな顔で終わることを目指します。

何かの行動の終わりを決めたいときは、行動の開始の前に約束を作ってから開始すると良いかもしれません。

2. 「教えて」「見せて」/ "Can you show me?"

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「教えて」「見せて」と言われると見せたくなるものです。

「できるかなー」との合わせ技です。

見てもらいたい欲求を満たす。

「この恐竜の名前なんだったけ?教えて。」
「このロボットの名前何?教えて。」
「これどうやってやるの?」
「このカードってどこにある?」

基本は上と同じですが、「子どもが教える役」になることを目指します。

教師をしていた経験からも、「教える」ことで「学ぶ」ことが本当に多いです。むしろ「教えること」自体が「学び」なのではないかと思います。

そのような機会、しかけ、きっかけを毎日の生活の中で作り、望ましくない行動からのシフトを目指します。

3. 「一緒にやってみようか。」/ "Let's do it."

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新しい方向や課題を提案し、「一緒にやってみようか」と言ってみます。

ポイントは「やりなさい」ではなくて、「一緒にやろう」というスタンスです。

▲ 「やりなさい」「やめなさい」 - 命令、立場が上から、高圧的
◎ 「一緒にやろう」「やめよう」- 勧誘、立場が横から、圧力なし

モンテッソーリの本にあった図が思い出されます。

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私もこうやって育てられたような気がしているので、違和感はありません。

そもそも大人の方が体が大きいことは子どももわかっているので、不必要に親が力を見せる必要はないと私は信じています。

以前に氷山のたとえとピグマリオン効果については考えてみました。

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水の下に隠れている大きな氷のカタマリがあります。

これが私たちの信念。

水の上に見えているものが氷山。

これが私たちの行動や言葉。

子どもを信じ、信念を持って、根気を試されながら向き合うことが大切なのかもしれません。

最後に

やる気スイッチを押す言葉
✅ 「できるかなー。」
✅ 「教えて。見せて。」
✅ 「一緒にやってみよう。」

「こんなことか、当たり前じゃん。」という方は、ぜひさらに良い言葉や実践を教えていただきたいです。

ちなみに、「歯磨きしよう」のバラエティについては、以前に以下で考えました。

あくまで我が家の実験、かつプロセスなので別のご家庭で適応できるかは不明ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

在宅で家族と過ごす時間が長くなりそうで、もうすぐゴールデンウィークがやってきます。

アイディア不足にならないように、皆さんで協力して良い環境を目指したいです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。 (2)

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