加藤 亮典|KATO Ryosuke

自由業/宝飾制作/並替屋。おもに自分の中のイメージを形にする仕事、あるものを並び替えて…

加藤 亮典|KATO Ryosuke

自由業/宝飾制作/並替屋。おもに自分の中のイメージを形にする仕事、あるものを並び替えて展示をする仕事をしています。自身の活動にまつわることや、まつわらないこと。見えること、見えないことなど。 HP→https://raykato-objects.sunka.jp/

最近の記事

宝飾制作:絵心とデザイン

僕は本当に絵心がない。 頭の中に浮かんだものを一度紙に書き 出してから作り始めることが多いけど、 控えめにいって悲惨だ。 あらゆる場面で作りたいものの形は 降りてくるので、携帯のメモ機能で もってざっと書き上げる癖がある。 するとなぜだか、浮かんでいたはずの 形はするりといなくなってしまうから それを書いたことすらも忘れている。 ふとした時に、そういえば、、と メモを開いてみるのだが、たいがい思 い出せるからすごいなと思う。 ちなみに表紙の画像はこちらの絵。 なに

    • エッセイ:祈りのような

      僕は制作のなかでもとりわけ チェーン作りが好きだ。 作るというのは、一コマずつの成形から、 組み上げ、磨き、仕上げ、フックなどの金 具作りまですべて。 チェーンは卸業者でもたくさん扱われてい るため、そこから選んで改良したり、組み 合わせを変えることで新しいデザインを考 えていく方が早い。圧倒的に。 そういった市販されているチェーンになん の改良も加えず自社の刻印をつけただけで、 製品化するところも少なからず存在する。 それでも自分の手作業でつくることにこだわ るのは

      • 宝飾制作|鍛造でのものづくり

        つくること 僕が生業としているものの中で、宝飾品、装身具などの制作がある。アーティスト、作家、職人など、様々に呼称されますが、特に自分でしっくりくるものもなく、その時々で紹介してくださるままそう名乗っている。 作ることが昔から好きで、記憶している中で一番古いものづくりは小学生の頃に作ったチャーハン。部屋に照明が欲しくて、家にある照明のケーブルを繋ぎ直して改造したり、ふと思い立ち実家の自室の壁に木の板を打ちつけたりしていた。 一貫した手仕事が好き とにかく物心がついた頃

        • 自己紹介|プロフィール

          加藤 亮典|KATO Ryosukeプロフィール 1991年生まれ。 刃物、火が好きなことが転じて料理の道へ。 関心が散らかる自身の性質に弄ばれ、酒類の卸小売や衣料小売などを経て、金属音に導かれるまま出会ったジュエリークラフトの店舗で作り手としてのキャリアをスタート。 活動|クリエイション自由業として フリーランス何でも屋として、 自分のやりたいこと、人からお願いされることのすべてを仕事にしている。 展示演出や、企画立案、販売員、物品搬送に取り付け、ご近所さんのガスヒー

        宝飾制作:絵心とデザイン