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本を読んでも成功しないが、知識を深める読書は自己投資の第一歩

地方に住んでいる個人の推測ですが、地方在住者は首都圏に比べて圧倒的に読書をする人が少ない気がします。地方にも読書家はいますが、そもそも日本全体において定期的に本を読んでいる人は少数派です。

私はKindle Unlimitedでいろんなジャンルの本を並行読みしているので「毎月何冊読んでいる」というのは意識していませんが、毎日電子書籍を読んでいます。

大学生になるまでは勉強よりも読書が苦手でした。嫌いというよりどんな本を読んでいいのか分からないもどかしさ。漫画も得意ではないタイプ(揃ってないと読まない)です。

頭の良い人は本を読んでいる

大学生になった時、ふと気づきます。

「三國志で有能な武将はみんな書物に通じている」と。(曹操しかり)

幸いなことに大学の図書館は環境が整っており、高校までの図書室感はなく、テスト期間以外は独り占めできる快適な空間でした。

どんな本を読んだらいいのか分からない中、図書館内を散策していて自然と手が伸びたのは名言集や故事成語でした。(理系だけど)
そして最終的には中国思想。
在学中に図書館にあった中国思想は全て読破しました。
大学ができて20年くらい経っていたと思いますが、最初に借りた人が自分だったケースがほとんど。

当時は教員を目指していたこともあって『論語』も読みましたが、『老子』は今でもバイブルであり、教養の土台となりました。

「道の道とすべきは常の道にあらず」
天邪鬼な自分にとても刺さりました。

ドストエフスキーとの出会い

名言集を読んでいた時にドストエフスキーを知ります。
名前的に凄そうな感じが伝わったのでしょうか。ググります。
すると自分と共通する点がいくつもあったことから親近感が湧きました。
さすがにドストほどギャンブル中毒ではありませんが…。
お気に入りは『罪と罰』。
『カラマーゾフの兄弟』などが有名ですが、恋愛系でもある『白痴』もおすすめ。一番最初に読んだ本はもちろん『賭博者』。

社会人になってからの読書との向き合い方

読書は自分への投資です。投資なのでコストもかかります。
収入が多い人ほど読書に回せる余裕があります。また、本をたくさん読むことで自己成長やキャリアップにつながって収入が増えてさらに本を読む…

高収入の人がみんな本を読んでいるわけではありませんが、本を読む目的に気づくとかけげえのない資産となります。

開業準備をしていた23歳の頃は読んでいる本が自己啓発が多くて意識高い系になっていました。当時の自分に言いたい。もっと良い本を読め!と。

自分の業種・業界以外のことを学ぶ

上の自己啓発ではありませんが、本を読んでも成功はしません
紆余曲折ありましたが、少しずつどんな本を読むべきか分かってきました。

その一つは自分に足りない知識を本で補う

本の知識だけで何とかなるわけではありませんが、知っているのと知らないのとでは全く違います。
他の業種や業界を学ぼうと思ってもなかなかできませんが書籍を通じて知ることは可能です。

情報格差」は自分の中のテーマの一つです。
読書をすることで見識が広がり情報感度も高くなります。
自分の知らない業種やテーマの本を読むと知的好奇心が高まることはもちろん、知識も深まって最終的には自己投資につながります。

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諏訪 亮祐
最後まで読んで頂きありがとうございます。 戴いたサポートはスキルアップに使わせて頂きます。