諏訪 亮祐

株式会社FromFrom代表。福島県会津若松市で地元目線の地方創生、ローカルスモールビジネスを追求しています。地域の人が見たいと思えるローカルメディア運営が長年の目標。

諏訪 亮祐

株式会社FromFrom代表。福島県会津若松市で地元目線の地方創生、ローカルスモールビジネスを追求しています。地域の人が見たいと思えるローカルメディア運営が長年の目標。

マガジン

  • 地方での会社設立、そしてその後

    地方に住む一人会社の代表取締役。個人事業主としての開業から法人成り、そしてその後の経営について

  • ローカルについて

    ローカルメディア/地方創生など

最近の記事

  • 固定された記事

地方創生と情報格差、情報感度の低さ

地方に住んでいて感じることの一つに「情報格差(デジタルディバイド)」があります。 平成元年生まれの私たちの世代は、大学生から社会人になる2010年代にかけてスマートフォンの普及を目の当たりにした世代です。 また、TwitterやFacebook、LINE、YouTubeなどのSNS(ソーシャルメディア)もスマホと同時期に浸透したこともあって私は大学生の頃から少しずつ「(ソーシャル)メディア」に興味を持ち始めました。 20代前半〜半ばの頃の自分は、スマホが普及して地方と都会

    • 起業したら簡単に損切りするな!耐え続けることにこそ意義がある

      去年の秋頃から久しぶりに株をやっています。今年の4月は給料より多い利益が出ましたが、5月は損切りして給料以上の損失でした。 よくビジネスでは「撤退する勇気が大切」と言われます。事業計画書を作る時にも「撤退基準」を策定しますが、まだ始まっていない事業に対して撤退基準を想定するのは難しく、なおかつあまり考えたくないことから、決めきれないケースが多いです。撤退基準を決めたとしても撤退することが賢明か?、それとも耐え続けるべきか?の判断は難しいです。 今回はリソースの豊富な大企業

      • 本を読んでも成功しないが、知識を深める読書は自己投資の第一歩

        地方に住んでいる個人の推測ですが、地方在住者は首都圏に比べて圧倒的に読書をする人が少ない気がします。地方にも読書家はいますが、そもそも日本全体において定期的に本を読んでいる人は少数派です。 私はKindle Unlimitedでいろんなジャンルの本を並行読みしているので「毎月何冊読んでいる」というのは意識していませんが、毎日電子書籍を読んでいます。 大学生になるまでは勉強よりも読書が苦手でした。嫌いというよりどんな本を読んでいいのか分からないもどかしさ。漫画も得意ではない

        • 仕事以外の場こそ本業に繋がるチャンス

          教員を1年間勤めた後に開業した私は実務経験がなく、プロフェッショナルといえる技術を持っていません。 それでも今日まで自分のやりたいことを仕事としてやって来れた理由の一つに、仕事以外の場(団体活動などの会議や会合など)に積極的に参加してきたことだと思っています。 ちなみに異業種交流会や勉強会などには出ていませんが、会合後の懇親会(二次会)はよく参加しています。 人とのつながりができる最初のポイントはありきたりですが「人脈」です。 会社以外の組織やコミュニティに属することで新

        • 固定された記事

        地方創生と情報格差、情報感度の低さ

        マガジン

        • 地方での会社設立、そしてその後
          4本
        • ローカルについて
          1本

        記事

          3期目にようやく振り返る会社設立から今日まで

          この記事を書き出したのは会社を設立した2020年12月から半年が過ぎ、気づいたら8ヶ月。それからずっと下書きのまま約1年間眠っていました。 ーーそんなことを言ってるうちに2期目も終わり、現在、3期目の第二四半期。だいぶ寝かしていました。 「起業して3年で約半分の企業が倒産する」とよく言われますが、多くの方に支えられて今日も存続できています。 起業(創業)して11年目ですが、法人成りして3期目なので今期が分け目の年といえるでしょう。 以前、「成功した人の成功談や失敗談ではな

          3期目にようやく振り返る会社設立から今日まで

          大晦日に振り返る、スーツを着るようになった2022年

          個人事業主時代から確定申告の度に「大人になったなぁ」とつくづく感じますが、11月に法人2期目を終えた2022年も振り返ってみると大きく変化したことがたくさんありました。中でも顕著なものを紹介します。 スーツを着るようになった BtoBがメインになった スーツを着るようになった 約10年前に個人事業主として開業した当時、「(できる限り)スーツは着ない」をポリシーの1つとして掲げていましたが、2022年は週に1回はスーツを着ていたと思います。 スーツを着るようになったき

          大晦日に振り返る、スーツを着るようになった2022年

          中小企業診断士1次試験を受験してみて

          8月6日、7日は令和4年度中小企業診断士試験の1次試験でした。 試験対策だけでなく大雨による影響が心配でしたが無事仙台に前日入りし、久しぶりのホテル宿泊に高揚しすぎて最終調整が思ったほど手に付かないまま試験に挑みました。 詳細は後述しますが、二日間の試験もトラブルなく終えることができ、人生の中で忘れられない3日間となりました。 試験会場や雰囲気東北エリアは仙台の1会場だったため、1000人近く受験者がいたのでは?と思うほど凄い人でした。また、試験日が仙台七夕と被って6日は

          中小企業診断士1次試験を受験してみて

          ウェブ解析士合格までのプロセスと勉強法

          ウェブ解析士に合格してから少し時間が経ちましたが、先日、ウェブ解析士協会の会員一覧に掲載されたので受験までの流れや勉強法をまとめます。 決意表明から合格まで テキスト購入日:2021年6月3日 受験日:2021年7月31日 レポート提出日:2021年8月3日 提出レポートの結果通知:2021年8月5日 受験までのプロセスQ. なぜウェブ解析士の資格取得を目指したか? A1.「資格として証明できるものが欲しかった」 いきなりこれかよと思うかもしれませんがこれです。 私の

          ウェブ解析士合格までのプロセスと勉強法

          会社設立freeeを使って株式会社をつくる手順(後編)

          2020年12月2日(水)、株式会社FromFromとして法人登記をしました。 一人社長ではなく、従業員を1人雇用したケースの株式会社設立までの流れを記録します。定款認証までの流れは、下記の前記事をご覧ください。 前回の記事では、公証役場で定款認証の手続きをして自分の口座に資本金を振り込むところまで終えました。 今回は、法務局へ登記書類を提出し、会社設立するところから始まります。 前回同様、「会社設立freee」を使って会社設立を行っていきます。 ①法務局へ登記書類を

          会社設立freeeを使って株式会社をつくる手順(後編)

          会社設立freeeを使って株式会社をつくる手順(前編)

          公証役場で電子定款の認証手続きを終えて自分の銀行口座に資本金100万円を振り込み、登記申請を目前に控えた今、会社設立までの前半戦を振り返ってみます。これから会社設立を考えている方の参考になればと思いながら自分の備忘録も兼ねて綴ります。 前回、記事を書いたのが2ヶ月前の9月上旬。 この時には既に会社設立を決意し、マークダウンで自分のPCのローカル環境に事業計画書を作成し始めていました。また、地方でスタートアップを夢見ていました。(もちろん今も) バックグラウンド〜会社設立を

          会社設立freeeを使って株式会社をつくる手順(前編)

          スキルもなくフリーランスになって8年。地元でローカルスタートアップを目指す

          社会人2年目でフリーランスになって8年、今年31歳を迎えるということもあって30歳を区切りに会社設立を目指しています。 会社設立までに、 ① noteでアウトプットを兼ねた思考の整理 ② Gitで事業計画書のバージョン管理 ③ GitHubで事業計画書のオープン化 を計画しています。 事業計画書をオープン化する目的とスタートアップ 地域の課題解決を目指すスモールビジネスは珍しくありませんが、スモールビジネスということもあってリソースが限られているため、技術者寄りであっ

          スキルもなくフリーランスになって8年。地元でローカルスタートアップを目指す

          過去を武器に、夢は現実に

          はじめまして、福島県会津若松市でフリーランス(Webサイト制作、SNS運用、ローカルメディア運営)として活動している諏訪 亮祐(@ryosukesuwa)です。 Twitterやnoteのおすすめに登場する方のような華麗な実績・スキルは兼ね備えていない地方在住フリーランスです。 そんな取るに足りない存在ですが、学生時代から地元に残り続けたからこそ分かるローカルビジネスは大手企業や首都圏で活躍されている方よりも心得ている自信があります。 地方から首都圏への進出は有り得ても

          過去を武器に、夢は現実に