11/15「本を選ぶことについて」
今まで何本か、読書感想文のような記事を書いてきた。
最近、本を書店で新刊で買って読んでいる。今日はそんな風に、買って読む本を選ぶことについて、考え直していく。
本屋と図書館、古本
以前は図書館で本を読んだり、借りて帰って家で読んだりすることもあったが、最近は全然しなくなった。
本屋で本を買って読むことの何がいいかって、新刊も含めてたくさんのきれいな本が並んでいる中から、好きに選んで、身銭を切って買って、自分のものにできるという事だ。所有欲が満たされる。
あるいは、古本を古本屋やメルカリで買って本を仕入れていたこともあたが、それも最近はどうかなと思う。読書の偉大さというのを自分の中では年々大きく感じるようになっていて、ここには贅沢に、資金を投入してもいいんじゃないかという気がしている。
自分の興味を見つめ直す
本を選ぶという事は、古今東西のいろいろなテーマを扱った本を眺める中で、今の自分の中にある興味を見つめ直す、という風にとらえ直すこともできると思う。
身銭を切って買う本を選ぶとなると、そう軽率には選べない。ここで半ば強制的に、自分自身を見つめ直すことを強いられることになるし、この行為自体が中々に効果的だとも思う。
そしてそれは、本が多いほど威力を増す。携帯のカメラの画素数が多いほどきれいな写真が撮れるように、見れる本が多いほど、自分の中の興味の解像度も高まるからだ。
だから、本を買うときは、出来るだけ大きな書店に、出来るだけ時間に余裕をもって行って、じっくり吟味できるようにしたいと思う。
所感
読書についてというのは、たくさん考えたいことがあるし、利益のある思考テーマのように思える。
例えば、本にも古典や新書、小説や科学書、自伝など様々なテーマがあるし、それらの本を選ぶ際には自分の中に基準が必要になる。そんなことについてももっと深堀して考えていきたい。
本との出会いは人との出会いのようなものだ、と何かの本で読んだことがある。本について考えるだけでなく、いい本に出会うことについてももう少し時間を割けたらいいと思う。