認知症治療に新たな光「レカネマブ」
認知症は5人に1人が発症すると言われています。その多くは「アルツハイマー型」です。今回開発された治療薬は、このアルツハイマー型認知症に対して、症状の進行自体を抑える効果が示されたそうです。
この新薬は、神経細胞の破壊を防いで病気の進行を抑える効果が期待されています。言い換えれば、いったん壊れた神経細胞を元に戻す、要するに治療するわけではなく、それ以上進行しないよう抑えるわけですから、出来るだけ早い段階で投与する必要があります。エーザイでは、来年3月までに承認申請を目指すとしています。
この話をすると、」やっと治療できるようになったのね!」と間違って伝わっている人があるみたいです。ご注意ください。違います。
これまでの薬では、病気の進行を遅らせることしかできなかった。それが今回の薬で進行を止めることができるようになるという話です。完全に治す薬ではありません。でも、10年か20年後にはそんな薬もできているのかもしれませんね。その時には、寿命もどんどん伸びているんだろうね。
聞いた話だから本当かどうかわからないけど、元来人間の寿命は60年程度だった。それがさらに長生きするようになったから、認知症のような未知の病気が現れたんだそうです。
高齢者のほとんどがこの先、どこの施設に入るか考えているそうです。今の世の中を見渡せば、周りにいっぱい高齢者施設ができているから、そういう考え方になるのも自然なのでしょうね。
本当のことを言えば、認知症にはならず、病気にもならず、生涯ずっと自分の足で歩き、自分の口で食べ、朝になっても起きてこないから見に行ったら死んでましたってのが良いとみんな言ってます。そりゃ~最高でしょう。
それがひとつの希望、夢だと仮定したら、その夢に向かってあなたは具体的に何をやっているでしょう?
どんな物事にも夢や希望に向かうためには、なんにもしないで達成できることはまずありません。もしできたとしたら運が良かっただけです。だから、夢に向かうための実行が必要だと思います。それが、健康三原則の、運動・栄養・睡眠ですよね。ちゃんと考えて何かやってますか? 何も考えず何も実行しないで、流れに身を任せているだけでは、ピンピンコロリはやってきませんよ。
薬などに頼ることなく生涯ずっと健康でいるために、できることから少しずつやっていきましょう!