軟骨がなくても、骨同士が当たっていても、痛みがない話
今日は不思議な話を書きます。
膝関節の痛みで整形外科へ行くと「変形性膝関節症」と診断されることがとても多いです。その理由は、関節内部の軟骨がすり減っていて、骨同士が当たることにより痛みが発生するという話です。
ところが、私の整体院に「両膝の軟骨を全部取ってしまった」という方が来られたことがあります。「大丈夫なんですか?」と尋ねると、「全然大丈夫です。太もも前側の筋肉で支えていますから、日常生活に支障はありません」と言われました。
驚きました。
それからしばらくして、テレビを見ていたら、興味ある調査をしていました。
膝関節の痛い人と、痛くない人の両方の膝をレントゲンで撮影していたのです。痛みのある人が整形外科へ行くと、まずレントゲンを撮ります。しかし痛みのない人の膝を撮ることは通常ありません。
衝撃の結果が!
骨同士が当たっているのに、痛みのない人がいました。
どういうこと?
膝関節は、骨同士が当たると痛みが出るというのが一般的な話です。なのに、そんな話ありますか?
骨同士が当たっているのに、農作業しているし、正座できるし、どういうこと?
記憶では、NHKのためしてガッテンだったと思います。随分前のことなので、もっと詳しく知りたい人は検索してみてください。
軟骨成分がすり減り、擦れることで痛みが出る
歳を取ると軟骨成分がすり減り、骨同士が当たるようになる人があります。すり減ることは誰でも当たり前のようです。ただ、骨同士まで当たるというのは、考えただけでも痛そうです。が、骨には神経は通ってないので、骨で痛みを感じることはないそうです。
医学は日進月歩です。近いうちに更に詳細がわかるかもしれません。巷で言われている「膝の痛みの原因は、それだけではないかもしれない」というなのでしょう。
軟骨がなくても、骨同士が当たっていても、痛みなく日常生活が送れる、そんな不思議なお話の紹介でした。
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