ターニャおばさんの快挙!何歳からでもやればできる!
今年のパリオリンピックの出場をかけて、各国、各競技で代表選出が行われています。国を代表する選手ですから、10〜30代くらいがほとんどです。そんな中、57歳で切符を手にした卓球選手が決定しました。
卓球は中国がとても強いので、中国で活動していてはなかなか代表選手になれません。そこで違う国に住み、その国の代表を狙う選手が多くいます。
しかし今回代表権を獲得した、チリ代表のヅォン・ジーイン選手は、それとはちょっと違っています。スパニッシュネーム「ターニャ」と呼ばれて親しまれている選手です。
ここまでの経歴では中国人によくある話です。そして他国でも卓球を続けて代表選手になるわけですが、ヅォン・ジーイン選手はまったく違っていました。
私がぜひ今日紹介したいのはここです。10代の頃、代表選手入りした腕前とはいえ、30年のブランクを経て、オリンピック選手になれるというのが凄いと思います。
日本でも30年のブランクから、年代別マスターズ大会の全国チャンピオンになった話はあります。ところが、オリンピックの代表選手はない話です。チリという国に卓球がどの程度普及しているか私は知りませんが、アスリートですから、若い選手と比べれば動きがぜんぜん違うはずです。
このようなニュースを見た時、何を感じ、何を行動するかで、その先の人生が変わる可能性があります。オリンピックは無理でも、年代別の県代表選手くらいなら可能かもしれません。いや、別に代表選手を目指す必要もないかもしれません。卓球を通じて人生豊かになるのなら、それだけでも素晴らしいと私は考えます。もちろん、卓球に限ることはありません。どんな競技でも、遊びでも、何でも良いと思います。生涯通じて打ち込める何かがあると、人生が楽しくなると思います。
チリ代表のヅォン・ジーイン選手は、パリ五輪の時には、58歳です。また、ルクセンブルク代表には、ニーシャーリエン選手がほぼ内定しているそうで、大会時には61歳の最年長選手になりそうです。元気もらえますよね!