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心の扉を開放して、音楽という栄養を脳に採り入れましょう!
私は音楽をきちんと学んだことはありません。学生時代の音楽の授業は大嫌いでした。でもROCKは大好きだったので、ラジオは毎日聴いていました。20歳になってからドラムを始めました。最初の基礎だけ団体レッスンに行き、あとは独学です。音楽理論は知らないし、譜面も読めません。音楽を楽しむには、楽しいという気持ちがあれば、それで十分です。
音楽家の耳はするどい!
昔、ある音楽家にお会いした時の話を思い出しました。
その方は、音楽専攻の大学を卒業してから、声楽家になられました。ピアノは弾けるし、もちろん譜面はサラサラ読まれます。ラジオから流れて来るJ-POPの音楽を聴いて「これって、何が良いの? ボーカルの歌、外れてるじゃない!」と聞いて来られたのです。
声楽家の耳はごまかせません。ちょっとした音のズレも指摘してきます。するどいです。これこそが、音のプロだと感心しました。しかし一般人の耳は、音が外れていることすら分かりません。というより外れていても、バクっとした聴き方をしていますから、まったく気になりません。
「このボーカルのブレス(息継ぎ)って気にならないの? 息を吸う、ハ~って音が入っているでしょ?」確かに、そうなんです。気付かない人には気付きません。あるいは気付いていても気にならないと言った方が正しいかもしれません。
音楽は学問であり、娯楽ではない
私は逆に質問しました。
「音楽やっていて、楽しいですか?」
「楽しいわけないです」
「え?楽しくないんですか?」
「仕事ですから」
「え?音楽を仕事と割り切っていて、楽しむことはないんですか?」
「音楽を楽しいと思ったことは一度もないわ」
「え~!? 純粋に良い曲だな~とか、ないんですか?」
「ないわね。音は全部、音符になって耳に入ってくるから」
「絶対音感ですね?」
「そう、警笛の音も、電線が揺れる音も、音という音はすべて音符で流れてきます」
「しんどくないですか?」
「これが当たり前だから、別に思ったことないわね」
「じゃあ、純粋に音楽を楽しいと思ったことがないのは、娯楽という概念がないということですね?」
「そうです。音楽は学問ですから。」
私はヘヴィメタルに美しい芸術を感じます
音楽という漢字は、音を楽しむと書くのに、音を楽しむことができないなんて、私からすれば悲しいです。音楽を学問だと解釈した段階で、すでに楽しむことを放棄してしまったのでしょうか? 確かに音楽は、芸術かエンタテインメントか、どう捉えるかによって解釈は変わります。私は音楽を芸術だと感じることもありますが、おおむねエンタメです。ヘヴィメタルに美しい芸術を感じますが、あくまでも個人の見解です。
心の扉を開放して、音楽という栄養を脳に採り入れましょう!
ちょっと特殊な人の例をお出ししましたが、音楽を楽しんでいない高齢者がとても多いと感じているので紹介しました。音楽なんて、自由に音を楽しめばいいだけです。生きていて楽しいことの一つに音楽が存在しないなんて、勿体ないと思います。
もし、音楽を楽しむことができていないとしたら、それは単に感じる心が薄れているだけです。理屈ではなく、学問でもなく、スッと受け入れる気持ちがないだけです。心の扉を閉ざしているだけだと思います。開放しましょう! 自由になりましょう! 今の年齢だからこそ、楽しめる音楽との出会いがきっとあるはずです。自分だけの好きな音楽を探しましょう!
私ごとですがこの度、Spotifyを契約し、android搭載のウォークマンを購入しました。ちっちゃなスマホのようなものですが、音楽に特化しているので音は抜群です。
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