今日の1曲はヘンデル(1685~1759)のDixit Dominusです。
1707年のイタリア時代に作曲され、歌詞は(※1)ウルガタ聖書の詩編109番(通常の聖書では110番)から採用され、最後に(※2)栄唱(Gloria Patri)を加えたものになっています。出版は1867年にされました。
※1 カトリック教会の標準ラテン語訳における聖書のこと。
※2 小規模な賛美歌。三位一体に対して歌われる。
編成はソプラノ2 アルト テノール バスの独唱と合唱に弦楽合奏、通奏低音を加えたものになっています。
短調を多く使っており、劇的な音楽になっております。動画においては、おそらくHz=392(いわゆるヴェルサイユピッチ)で演奏されていると思います。アルトパートを男性が担っているのも特徴ですね。
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