2声対位法における好ましい進行 一歩進んだ音楽理論 対位法編 Part 2
前回からの続きです。ここでは2声対位法第1類において好ましい進行、なるべく避けるべき進行などを紹介していきます。響きの面を重視した結果生まれたものですので、守れるものはなるべく守っていきたい事項です。では見ていきましょう。
1 好まれるもの、避けるべきもの(i) 和声でもありましたが、なるべく反行を多く使用し、長い順次進行を含んでいること。並行をする時は並達8度などの禁則を破らないように注意しましょう。跳躍進行の時は2度続けて同じ方向に飛ばないようにしましょう。
(ii)