変な英語について
先日、日経の記事で「変な英語、世にはばかる」という記事を読んだ。
街中の標識や看板などに英語が併記されることが増えたが、あらゆるところで不可思議な英訳があるという内容だった。
記事の中では「自転車侵入禁止」に「No entrance bicycle」と併記されている事例が紹介されていた。英語が苦手な僕でも、この表現が変なことは分かる。
よく海外の観光客の方が、変な日本語が書かれたTシャツを着ているという話があるが、逆もまた然りである。
僕が昔よく着ていた黒いパーカーは、胸にでっかく「black foody」と書いてあった。つまり「黒いパーカー」とでっかく書かれた黒いパーカーを着ていたことになる。
標識や看板に話を戻すと、個人的に違和感のある英語併記の標識がある。それは道路沿いにある「〇〇通り」という標識である。多くの場合「〇〇通り」の下に「〇〇 dori avenue」と書かれている。
これは厳密に和訳すると「〇〇通り 通り」となる。河川の名前なんかでも同様の事例を見たことがあるのだが、少しだけ気になる。
まぁ海外の方に道を説明する時には「〇〇通りを〜」と説明するだろうから、便宜上こちらの方がいいのかもしれない。別に間違っているわけでもないので、特に問題はない。
しかし日経の記事に出てきた事例なんかは、間違った表現なので、直すべきだと思う。もはや英語に自信がないなら、無理に英語表記などせずに、イラストでも貼っつけた方がいいだろう。
と、思ってはみたものの、IKEAの組み立て説明書に絵だけしか描いておらず、毎度苦労することを思い出すと、やっぱり言葉を添えた方がいいのかもしれない。
今後の日本人の英語力向上に期待する。