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タコのトマト煮込みの献立レシピと作り方【創作料理】
私のオリジナルレシピ、タコのトマト煮込みです。
ストックの「基本のトマトソース」で味がパチッ!と決まる所要時間15分ほどの簡単レシピで、白ワインも塩も胡椒も使いません。
基本的な作り方は魚介ミックスのトマト煮込みと同じでパンチのある塩トマト味ですが、風味を大幅に変える裏技も最後に記載しておきます。
もくじ
1 作り方
1.1 材料(2人前くらい)
1.2 手順
2 カロリー
3 手順と上手に作るコツ
3.1 蒸しダコを一口大に切り分ける
3.2 ニンニクを潰し、パセリの茎を用意する
3.3 フライパンにオリーブオイルを引いてニンニクを炒める
3.4 タコを加えて水を出し、基本のトマトソースを加える
3.5 湯(もしくは水)を加えて煮込む
3.6 ひたすら煮込む
3.7 皿に盛って完成
4 風味を大幅に変える裏技
4.1 フランス料理風なテイストにする
4.2 タコのアクアパッツァ、サンタルチア風もどうぞ
作り方
材料(2人前くらい)
・蒸しダコ 200g
・ニンニク 1片
・唐辛子 2本
・パセリの茎 3本
・基本のトマトソース 1/3カップ
・生米 10g
・刻みパセリ 適量
・オリーブオイル 20ml
手順
①小鍋にオリーブオイル10mlを引き、潰したニンニク、唐辛子、パセリの茎を入れて中火で炒める。
②オイルにニンニクの風味が移ってきたら一口大のぶつ切りにしたタコを加える。
③タコから水が出始めたら基本のトマトソース、湯1/2カップ(100ml)を加えて中火のまま煮込む。
④煮詰まって来たらみじん切りにしたパセリを加えて混ぜ、さらに煮詰める。
⑤水気が切れてドロドロになるまで煮詰まってきたらオリーブオイルを一回し(10ml)掛け、軽く掻き混ぜて火を止める。
⑥皿に盛リ付けて完成。
カロリー
りょうりんのタコのトマト煮込み一人前は大体 261 キロカロリーくらいです。
手順と上手に作るコツ
蒸しダコを一口大に切り分ける
こんな感じに切り分けます。
ニンニクを潰し、パセリの茎を用意する
まずニンニクのお尻をカットします。
包丁の腹を使って上から体重を掛け、ニンニクを潰します。
皮が外しやすくなるので、皮を剥いてこのままフライパンに入れましょう。
次にパセリの茎を用意します。
パセリの茎は余りやすいので、ブーケガルニ代わりにこれを使います。
パセリの葉はみじん切りにして後で加えます。
フライパンにオリーブオイルを引いてニンニクを炒める
ニンニクの香りはトマトと合わさると【マリナーラ】と言って潮の香りを彷彿とさせますので、香り付けに使います。
ニンニクの風味を強めたい方はみじん切りにしても構いません。
タコを加えて水を出し、基本のトマトソースを加える
タコを炒める事によって煮込み時間を短縮する狙いがあります。
トマトソースを加えます。
私の基本のトマトソースには玉ねぎがたっぷり入っていますので、煮詰めるだけで甘酸っぱい味がしっかりと付きます。
タコのだしや塩気も相まって塩も胡椒も振る必要が無いんですね。
湯(もしくは水)を加えて煮込む
タコを中心まで火を通すために、少量の湯を加えて約10分ほど煮込みます。
水ではなく湯を加えるのは、急激に鍋の温度が下がるとフライパンのフッ素加工を傷めてしまうからです。
あまり神経質になる必要はありませんので水でも構いません。
生米を加えます。
日本のお米を切らしていた事に気付き、仕方なくバスマティライスを使用(笑)
お米は何でも構いません。
ひたすら煮込む
途中経過はこんな感じ、まだまだ煮詰めます。
刻みパセリを加えてさらに煮込みます。
パセリは最後に散らしても良いのですが、今日は何となくたくさん使いたい気分だったので鍋に放り込む事にしました。
汁気が無くなり、グツグツからビチビチといった感じに音が変化してきたらオリーブオイルを一回し。
このくらいまで煮詰めましょう。
皿に盛って完成
完成です。
塩も胡椒も必要無いので失敗しようがないんですね。
生米は生煮えですが、ツプツプした食感がとっても美味しいので一度これをやると生米無しでは物足りないと感じるようになると思います。
風味を大幅に変える裏技
フランス料理風なテイストにする
3時間ほど弱火でじっくり煮込むとタコがとても柔らかくなります。
最後にバターは10gほど加えて【バターモンテ】すると、柔らかいタコに甘みがプラスされ、ブルゴーニュのワインが合いそうなフランス料理を思わせるテイストになります。
タコのアクアパッツァ、サンタルチア風もどうぞ
煮ダコではなく水分をたっぷり含んだ活タコが手に入った場合は、トマトソースで煮込むのはちょっと勿体ないのでプチトマトやケッパー、オリーブなどと一緒に無水調理することで別の料理にもなります。
ご参考にどうぞ。