読むとなぜかやる気が湧き出してくる本【私はどうして販売外交に成功したか】
なんだかどうしてもやる気が起きない時、情熱を失ってしまったとき、なぜだかわからないがスランプに陥っているとき。そんなときが誰しもあるかと思います。
そんなときのための処方箋があります。
著者は元野球選手のエネルギッシュなセールスマン。成果を上げることにおいて一番大事な、そしてすぐに忘れてしまう大切なことを力強い言葉で思い出させてくれます。奇しくも最初と最後の章だけ読めば大枠がつかめます。
1.第1章 自分の仕事に情熱を持て
その表題のとおり自分の仕事に情熱を持ち続けること以外に方法などない!と書いてあります。情熱をもって仕事をしていれば周りはそれに影響されるし、評価もしてくれる。この章のほとんどが著者の野球選手時代のエピソードに割かれているが、この経験が著書の人生に多くの示唆を与えてくれたことがよく伝わってくる。まずは30日間継続すること。そうすればずっとその習慣が続くと著者は述べてます。
2.第27章 フランクリンの教訓
著者のではなく、ベンジャミン・フランクリンの13項目を教訓として実行すべきと書いてあります。ただ著者の場合この徹底ぶりが異常。興味があればこれ自体をググってみると詳細がすぐに出てきます。自分はそのうちの一つ「沈黙ー相手の話をよく聞くこと」を実行していきたいと考えています。
シンプルだけど示唆に富む、そしてエネルギッシュな一冊です。
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