即席塩豚
前回に引き続きで、塩豚の話。
いや、自分で自分に触発されて作ったんですよ。
ただ、今食べたいんだ。
3日?待てるわけねぇだろ?今食いたいんだ。今飲みたいんだ。私に塩豚を味わわさせろ。
ということで作ってみました。即席の塩豚。
もちろん即席だから、家に塊肉なんざあるわけがありません。普通の家庭には常備してないでしょうし。
ということで使ったのが豚肩ロースの切り落とし。
おいおい、話が違ぇぞ。塊肉じゃないと危ないんじゃなかったか。なんて話もあるかなと思います。
塊肉じゃないと行けない理由は長時間漬けておくから。今回は即席。スライスでもセール品でもなんでもいいんです。食いたい肉を漬ければそれで良い。
さて、以前紹介しなかった塩豚の作り方が実は存在してまして、それが、ソミュール液に漬ける。という方法です。ちゃんと作るなら塩の濃度も考えんといかんのですが、即席なもんで適当に行きましょう。
用意するのは冷たい水とボウル、そして塩。あればなんなりのスパイス。
塩の濃さはとりあえず、うへぇ。ってなるくらいの辛さに。液体ですから、ここにニンニクとか料理酒、ショウガを突っ込めばセール品の嫌な臭みもぶち飛ばしてくれるでしょう。貧乏人にはありがたいことこの上ないです。
ゴム手袋、箸、スプーン、なんでもいいですからとりあえずしっかりと混ぜてまとわせること。そして、10分は置いておきましょう。
10分経ったら、自ら肉を取り出します。なるべくちゃんと絞っておきましょう。ペーパーで拭き取る気力があればもちろん推奨ですが、とにかく今食べたい私にそんな時間はないですから、ゴム手袋でギチっと絞ります。これが甘いと焼き目がつきません。ひたすら水分が出て、茹でてんのか焼いてんのかよく分からん状態になります。
というか、なりました。マジでちゃんと絞れ?
そんなこんなを経れば、即席塩豚の完成です。
食って見た感想として一言。
所詮即席だから、敵いません。
塊肉から仕込むんだ。横着するんじゃない。
今食いたい?我慢するんだよ。
本能に負けてどこが人間サマだ。
という感じでした。
皆様、良い塩豚ライフを🙆♀️