思い立ったが吉日 〜今が1番のタイミング〜
「あ〜もっと早く○○しとけばよかった〜」
人生で何度かはこの言葉を発したことがあるんではないでしょうか?
私も何度か言ったことがあります。
一番記憶に残っているのは、20歳の時にニューヨーク留学をした時です。
私は元より不安体質な人間です。
大学受験も地元志向であったくらい、知らない県、知らない世界に飛び込むのが嫌だといった思考でした。
私が大学に入るなり、父が何度かこう言ったと思います。
「大学に入ったんやけん、留学にでも行って世界を見ておいでよ」
私の名前はりょうまです。坂本龍馬が所以です。
明治維新で活躍し開国へ導いた1人です。
「日本の夜明けぜよ」龍馬はこう言いました。
※本当は龍馬のセリフじゃなく時代劇のセリフだとか笑 まあいいでしょう笑
龍馬のように何か大きなことを成し遂げるよう、外を見て自分の世界を広げてきてほしいという父の意図だったんだと今では思います。
18歳の私は「世界なんて興味ないし、日本の外に出るなんて不安やし、今はいいよ」と父の助言を放置していました。
しかし、20歳を迎えダンスサークルの先輩たちがダンス留学で世界に羽ばたくのを見て外の世界に興味を持ちました。
自分は3歳から英会話も習っていたことから、英語は比較的好きだったので、英会話を中心とした留学にこの際行ってみようと、これをきっかけになぜかスイッチが入り決意しました。
世界の中心であるニューヨークを初っ端の留学に選んだことは完全にノリと響きの良さでしかないです笑
「ニューヨーク留学いってきたわ」って言いたかっただけだったんでしょう笑
まあそんなことはどうでもよくなるくらい、この留学で自分の人生は変わりました。
外の世界を知ることで、どれだけ今まで自分で自分の選択肢を狭めていたのか、人との出会う機会を喪失していたのか、違う言語を通して国籍が違う人と話せる楽しさ、さまざまなことに気付きました。
実際、ニューヨーク留学から帰ってきてから、TOEICや英会話の勉強、外国人の方との積極的な接点作りなどに性を出しました。
2年後にはロサンゼルス留学にも行き、英会話を少しは習得したことで、世界にたくさんの友人もできました。
話を戻しますが、ニューヨークから帰ってきてから父親に「あ〜もっと早く留学しとけばよかった〜」と言葉を放ちました。
父親は「思い立ったが吉日やから今で良かったんだよ」と言いました。
もし、18歳の時に勧められたとき嫌々言ってたら、もっと閉鎖的で外の世界を嫌いになってたかもしれない。
自分自身が興味を持って動こうと思い、動いた結果生まれた感動や気持ちの結果そう思えたんだからと。
何事も上手くいったことや幸せなことは「もっと早くしとけばよかった!」とどうしても考えてしまいます。
そう思ってしまった際はいつも私は「思い立ったが吉日、今が1番のタイミングだったんだ」と言い聞かせています。
そう思えば後悔もないし、心も落ち着きます。
人生の選択にダメなタイミングなんてない。
自分が決めた、思った、その日が全て1番のタイミングと思うように。
これからも「思い立ったが吉日」思考で行きたいと思います!