同じ結果の繰り返し〜原因の所在は何処か〜
「あ〜今月は成績悪かった…来月こそは取り返すぞ」
営業マンであれば一度は口にしたことがあるでしょう。
しかし振り返ってみると、これを口にした1ヶ月後、また同じセリフを唱えていませんか?
「あ〜今月も成績悪かった…来月こそは絶対に取り返すぞ」
アインシュタインの言葉として広まっていますが、実は違うそうなのですが(笑)、こういった言葉があります。
『狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること』
私が入社した年の部長に教えてもらった言葉です。
毎度同じ失敗を繰り返すことが狂気ではなく、本当の狂気とは、一度失敗したことと同じことを繰り返し、前回とは違う結果を期待してしまうということです。
上記で言うと、成績が悪かったと一時的な反省をし、翌月は良い成績を残すと違う結果を期待、結局同じ行動を繰り返してしまい、翌月もまた成績が悪かったという例です。
私も業務の一つとして、「お取引先を増やす」という新規開拓業務がありますので、毎週テレアポを実施しています。
なんだかテレアポが失敗続きだな〜なんて思う時は大抵ご紹介した言葉の通りです。
電話をガチャ切りされても、
・この人は興味がなかったんだ
・タイミングが悪かったのか
よし次!
こんな感じです笑
失敗した原因や相手の情報等の分析も何も行わず、脳死でバカの一つ覚えのように電話しまくってるだけなのですから、そりゃ電話先の人もガチャ切りします。笑
ただ、自分としては次は上手くいくと違う結果を期待して、成功するはずのない同じ繰り返しをしてしまっているのです。
そのため、失敗した時や課題と感じた時はまず原因分析です。
反省するだけ、落ち込むだけは同じ結果を生む愚行です。
失敗した原因は何処にあるのか、課題が発生した原因は何だったのか、
原因分子除去しない限り、違う結果は生まれないのです。
失敗から成功に導くためには、原因分子を見つけ、それらを取り除くためにやり方を変えてみましょう。
自分だけで考えていては、また同じ発想に辿り着いてしまうこともあるため、他人の意見も積極的に取り入れ、根本的にやり方を変えてみてください。
そうすれば、成功とはならなくとも、前回と同じ失敗を繰り返すことはないはずです。
ぜひ何かにぶち当たった時は、一度立ち止まって考えてみましょう。
それでは。