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がんリスク検査〜尿1滴で分かる線虫検査とは〜

過去記事ではがん検診について記載しました。


こちらの記事でもご紹介した「がんリスク検査」
について本日はお伝えします。

過去記事の通り、国のがん検診受診率はまだまだ
低い状況です。

その理由には、

・受診が面倒だ
・費用がかかる
・健康に自信がある

このような理由が挙げられます。

また、コロナ禍特有の理由として、

・病院に行きたくない

といった理由もあります。


そこで、ぜひ活用したいサービスが、

「がんリスク検査サービス」

というものです。


一般的な検診では、「がんの有無」を調べて
「がんの診断」までが目的となりますが、

がんリスク検査は、名前の通り「がんのリスク」
を調べるものです。

そのため、「がんの診断」を受けるものではなく、
あくまで自分の体内におけるがんのリスク度合い
を測るものです。


そのため、がんのリスクが高いと判定される
場合は、改めて病院で検査の上、がん診断を
受けるという流れになります。

このがんリスク検査は、がんの診断を受ける
ものではありませんので、

・費用も低廉
・自宅で可能
・痛みも伴わない

という誰でも簡単に活用できるものです。

女性の乳がん検査である「マンモグラフィー」
検査はとても痛みが伴うと聞きますので、
痛みがと伴わないというのは安心ですよね。


このがんリスク検査でも代表的なものを1つ
本日はご紹介したいと思います。

「線虫検査」

と呼ばれる検査です。

線虫とは、線形動物という微生物で、
その辺の土壌などどこにでも生息する生き物です。

実に、体調は約1ミリほどにもかかわらず、
犬の1.5倍もの嗅覚を持つと言われています。

こんな感じの細長いニョロニョロ。

出典:HIROTSU BIO SCIENCE 線虫を使う理由


そして、このがんリスク検査では線虫の特性を
利用した「尿検査」となります。

線虫は健常者の尿には反応を示しませんが、
がん罹患者の尿には群がるという特性があります。

この特性を利用して、がんのリスクを判定する
ものです。

中でも、HIROTSU BIO SCIENCE社の
N-NOSEと呼ばれるサービスが有名です。


がん検診はかなり高額で受診するのに金銭的な
大きな負担もありましたが、

このN-NOSEであれば全身15種類のがんリスク
を調べることができ、12,500円(税込)という
価格で検査ができます。

また、尿1滴で自宅検査ができることから、
がん検診に比べて簡単です。


がん検診をいきなり受けに行くのは大変という
方でも、がんリスク検査でもしリスクが高いと
判断されたら受けに行こうかなという、
第一次スクリーニングとしても活用できます。

また、このがんリスク検査ががん保険のサービス
として組み込まれている保険も出ています。

こういったサービスを上手く駆使して、
少しでもがんの早期発見に繋がるように
しましょう。

1人でも多くの方が毎年のがん検診もしくは
リスク検査を行なっていただければ幸いです。

それでは。

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