谷村10講ならわかるのに……
こんにちは、須賀マサキです。
昨日は数学カフェさんのもくもく会がお休みだったので、一人で夜学習をしていました。
昨日の記事に書いたように、今、見事なくらいに初等力学につまずいています。
それで不安になり、線形代数をそこそこ学んだ人なら解るように書かれている量子力学の教科書『量子力学10講』(通称「谷村10講」)を一週間ぶりに開いてみました。
少し前のページを読み返しながら、基底や規格直交基底などの定義あたりを読んでみます。もちろん一週間のブランクが進捗速度を落としましたが、書いている内容はほぼ理解できました。
教科書が丁寧なのもありますし、難しい式の変形もなく、まだほとんどが概念の説明というのもありますが、「量子力学が解るのに、なんで初等力学が解らないんだよおおお!」と真夜中にもかかわらず雄叫びを上げたくなる始末。
そのときにふと、古典力学なので読み飛ばしてもいい、というふうに書いてあったので、そこを通り過ぎて、量子力学のための線形代数のページだけを読んだ原稿を思い出しました。
この原稿のおかげで量子力学に必要な線形代数が理解でき、そのおかげで「谷村10講」がスラスラと読めていると思っています。
この原稿なら、読み飛ばした古典力学も理解できるに違いない。なんせ線形代数のページのおかげで、実際につまずくことなく量子力学に取り組めているのですから。
ということで、このGWに取り組み始めることにしました。
途中、苦労しそうなところもありますが、なんとかなるだろうと気楽に構えています。
古典力学の演習問題本を買おうかと、リストアップしていた本をポチろうとする寸前、この記事に書いた本を買ったことを思い出しました。
これも簡単そうで骨折り問題が多そうです。
結論から言うと、今読んでいる初等力学はちょっと難しめで、量子力学は入門書的だから解りやすいのでしょう。
そしてつまずく原因の一つには、微積の復習が不十分という点もあります。初等力学は微積の学習みたいなものですからね。
物理はやっぱり大好きな学問なので、学生時代に戻ったつもりで楽しみながら勉強していきます。