2022/12/21の物理学 数式を使う意味
今朝は『ブラックホールと時空の方程式』を勉強しました。
第2章に入り、いよいよ本格的な物理に入る……かと思いきや、数式を使うことの意味を説明してありました。
高校物理を数学で書き直すことを学んだ物理学徒には、自然に受け入れられることです。でもそうでない人、特に文系の人たちにとっては案外その便利さが知られていないのかな、とこの部分を読んで感じました。
実際に一般向けに書かれた物理の本には数式が出てこないものが多くみられます。
概念を理解するのにはその方がわかりやすい気がしますが、実際に勉強を進めていると、数式が書かれてあって、それを元に細かく説明してくれた方が理解が深まります。
「15歳からの一般相対論」と書かれているだけあって、初心者にもわかりやすい言葉でかつ必要な理由を丁寧に説いてあるところに、著者の先生の人柄を感じました。
だんだんと難しくなっていく内容であっても、こうやってツボを押さえて書いてあると、「頑張って読んでみよう」という気になれます。
YouTube動画でもアップされている講義の様子ですが、実際に受けてみるともっともっと得ることが多いだろうなと感じました。
理系の専門書は無味乾燥だと思っている方も多いかもしれません。でもそれぞれの行間に筆者の考え方や人柄が垣間見えて、意外と楽しいものですよ。
SF好きな人なら尚更、入り口だけでも覗いてほしいな。
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