インド日記 Day 7
今朝は6時過ぎに起きて、体をお湯で流してから、ヨガを少し練習したところで、ドクターが部屋に来た。「今日はAbhyangaというマッサージがあるので、ハーブティーを飲んだらすぐに始める」
このハーブティー、コリヤンダーとクミンシードとジンジャーとアシュワガンダというハーブをお湯で沸かしたものに、ジャガリというお砂糖とミルクを入れたもの。すごくおいしいし、コーヒーのような後味悪いようなものが全くないのである。これなら、朝のコーヒーよりこのハーブティーを毎日飲みたいと思った。そのことをドクターに伝えたら、体が浄化してマインドがコーヒーのようなカフェインの入っているものよりサトヴィックなものを欲しがっているので、体と心が浄化してきている証だと教えてくれた。
お肉を食べるとお肉の消化されきれないカスが腸に残ると聞いたことがある。腸をきれいにして、気分が良くなるのなら、ベジタリアンでいたい。そして、コーヒーを飲んでカフェイン中毒になるより、おいしいハーブティーを飲んで一日を始めたいと思った。オーストラリアに帰ってから変えたい生活習慣のひとつ。
朝の気温が20度くらいで施術室の木のベッドがやや冷たい。裸になって横になるともう寒気がする。チャイトラに「これに慣れるの!」と言われ、自分に「大丈夫、大丈夫」と言い聞かす。
マッサージのオイルは熱くはなくてぬるい程度の温度。「今からAbhayanga始めます」とチャイトラがおへそからゆっくりオイルを垂らしてプレッシャーのないマッサージがはじまる。寒気がしなければもっとエンジョイできたはず。ドクターも後にきて二人がかりで、私の身体中にオイルを塗りまくる。20分くらいで終わり、その後、蒸し器に30分くらい入る。出た後、すごく快適で読んでいる本の一字一句が心に届く。とってもすっきりした。自宅でお風呂に入るとき、私は、カラスの行水だったなと思った。これから、もう少し長く首の上まで浸かってみよう。
朝ごはんは、病院食とも言われるキッチャリーを頂いた。しょっぱい、ピクルスのようなものが一緒にきて、先生は、このピクルスがテイストバッド(味蕾)を広げ味をもっと味わえるようになると教えてくれた。お腹もいっぱいになって、眠くなって昼寝をしてしまった。昼寝について先生に聞いてみた。「今日は、気持ちが良くて2時間も昼寝してしまったけれど、それはOkですか?」先生は終わったことはもう、考える必要はないけれど、昼寝というのは蓮の花が昼間開いて、夜に閉じるように、寝てしまうと、システムが止まってしまうから、治療中は特にしないようにとのこと。治療がなくても、普段、昼寝というのは自然の身体のサイクルを乱すので良くないと教えて下さった。
お昼ご飯は、美味しかった!スリランカのビートルートカレーを思い起こさせるようなもの。カレーリーフとUbidダルと、チリと、他のスパイスをオイルで炒めて、そこに細かく刻んだビートルートを入れて、少しだけ水を加えて、最後に生のココナッツを入れて作ったもの。そして、カレーのようなものと、ごはんに、ジャックフルーツのパパダム。全てを混ぜて手で食べる。最高だった。