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厨二心をくすぐる三字熟語【読書感想:世にも美しい三字熟語】
私は辞書を読むタイプの人間です。
辞書を字を調べるためではなく、読むために持ってます。
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とはいえ、元々私は本を読むのがそれほど好きではなく、中学2年くらいまでは読書感想文のためにあらすじを読むくらいの本しか読んでませんでした。
読書感想文はあらすじとあとがきを駆使して、原稿用紙を埋めるという器用な技を持ってましたw
でも、中学2年生のある日、ちょっとオタクっぽくていじめられ気味の男子にラノベを借りてから「本って面白いじゃん!」となり、今では本を読むのが好きな大人になりました。
ラノベには本当感謝しています。
で、ラノベに感謝していることがもう一つ。
厨二病を拗らせ気味だった過去の私は、小難しくてちょっとかっこいい(と自分では思ってる)単語を探すために辞書を読むようになったことです。
深淵、究極、終焉、刹那、残響、虚空、殲滅、創世などなどなどなど
自分で書いていてなんですが、当時を想い出してiPadを閉じたくなるくらい恥ずかしいんですけどw
まあ、ラノベにハマった人ならわかりますよね。こういう漢字に惹かれる気持ち。
なんだったら魔法詠唱とかできちゃうから。
動機はアレですが、辞書を読むようになって知らない言葉をたぐる楽しみを覚えたのは良かったです。
そんな私が最近読んでいてハマったのが三字熟語です。
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これがまーーー、厨二心をくすぐってくれるわけです。
厨二心をくすぐる言葉のポイントは
①普段使わない漢字が使われてる
②音の感じがイイ
③頭が良さそうにみえる←最大ポイント
なので、この三字熟語はみているだけでうきうきするんですよねーーー。
単に言葉の説明だけじゃなくて、どんな作品で使われていたかについても書いてあって、それがまたいい。
太宰治とか石川啄木とか有名な作家(でも読んでない)、知らなかった思想家、劇作家の言葉と共に説明されていて、読んだだけで頭が良くなった気がします。
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一語句1ページなので、息抜き読書にぴったり。
トイレに持ち込みたいなーと思ったのですが、作者の西角さんを存じ上げているので流石にそれは…とやめました。
けい子さん、私ちゃんと座って読んでるよ!w
辞書読みをする私と同じタイプの人や
厨二病が多分一生続くんだろうなという私と似たタイプの人におすすめの本です。
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