クライアントとの齟齬を無くすために。クライアントと「言語定義を共通認識化」することの重要性。【読了時間:5分】
皆さん、こんにちわ。
りょーくんです。
このnoteでは、ビジネスにおける課題解決能力を引き上げるために、コンサルティング会社社長の私が考える重要なことをお伝えしていきます。
早速ですが、今後、皆さんへ情報をお伝えしていくために、私の中で1つのルールを決めました。
それは、「長ったらしい情報提供にしないこと」です。
世の中には様々なコンテンツがあります。その中で私が嫌いだと思うコンテンツは、無駄なことをつらつらと記載しているコンテンツです。
一方で、私が優秀だと思うコンテンツは知りたい情報を数秒で獲得できるまとまったコンテンツです。※その様なコンテンツの数は少ないですが。。。
我々ビジネスマンのインプットは時間との勝負です。
のんびりと優雅にインプットしている時間なんてない。
だからこそ、数秒・数分でインプットすることは重要であり、日々、そのようなトレーニングを積み重ねる必要があります。私もインプットは自分なりの方法論を確立してます。
※インプット方法に関しては、別のnoteでやり方をお伝えしますね。
ですので、この記事は約5分以内に皆さんに読んでもらえるように完結に要点を記載していきます。今後の記事もすべてそのように記載しますので、宜しくお願いします。
それでは以下、本編です。
「言語定義を共通認識化」が重要な理由
コンサルタントがクライアントの課題解決進めていく上で、まず最初に取り掛かることの1つ、それが「言語定義を共通認識化する」ことです。
これが重要な理由は、いたってシンプルです。
それは、今後課題を解決していくクライアントと言葉の理解や意味の捉え方が合っていないかったら、コミュニケーションを円滑に図ることができず、結果、課題解決は図れず、齟齬が発生し、プロジェクトの破綻へ繋がりかねないからです。
例えば、KPI・KGIという言葉。よくビジネスでは利用しますよね。
今この記事を読んでるあなたは正確に利用できていますか?
なんとなくふわっとした意味で理解、利用していませんか?
どの様な仕事でもクライアントが存在する場合は、必ず、言葉の定義を合わせる作業を最初に入れましょう。
そして、最初に入れることがもう1つの重要なポイントです。
後で入れても「なんで先に言ってくれなかったんだ!?」とクライアント側は絶対に思います。これはコンサルタントとの信頼が崩れることに繋がります。
従って、必ず最初に実施して下さい。これだけで、今後、プロジェクトが進んでいく上で、クライアントとの齟齬は軽減されていきます。
言語定義・共通認識を取る方法
具体的に言語定義・共通認識を取る方法は以下の内容です。
プロジェクトで利用する言葉の定義書を作成すること
言葉について共通認識を取るための打ち合わせ時間を設定すること
必ず、定期的に言葉の理解にズレがないかを確認すること
プロジェクト途中参加者には必ず確認をする時間を取ること
この4つを進めていくことで共通認識を作ることはできます。以下、より具体的にやり方を記載しておきます。
「言葉の定義書作成」⇒Excelかスプレッドシートにて表形式で作成。
クライアント分はクライアント側へ作成を依頼し記載をしてもらう。
※クライアント側の社内文化として利用している言葉などがある場合があるため、クライアント側にも作成してもらってください。
「定義書」を確認する。確認して不明点は必ずチェックを付けておくこと。※クライアント側にも理解ができていない言葉は「恥ずかしがらず」にチェックを付けてもらうようにお願いします。時々、恥ずかしがって知ったかぶりをする人がいますが、それは絶対にNGです。それもクライアントへ伝えてもらって、わからない言葉はわからないと伝えてもらうようにしましょう。
共通言語を資料化して提出し、資料内容を説明する時間をMTGで必ず作ること。また、プロジェクトを進めていく上で、言葉の理解や使い方にズレを感じる場面が出てきた際は、改めて、定義書に立ち戻る時間を作るようにして下さい。
最後に、プロジェクトへ途中から参加してきた方がいる場合は、必ず説明をする時間を取って、言語定義と認識の共通化をして下さい。
最後にまとめとして
大切なことを最後にまとめておきます。
以下のインプットは必ず実施して下さい。
クライアントと「言語定義を共通認識化する」ことが重要。
言語定義書は初期に作成すること。※自社・クライアント共に作成。
知ったかはNG。わからない言葉は真摯に認識を合わせる。
最初の時期だけ合わせるのではなく、継続的に確認をする。
以上、上記の4つが今回のインプットでは重要なポイントです。
コンサルティングの仕事以外、クライアントが関わる仕事であれば、この考え方は必ず使えるはずです。
早速、インプットして、今後の皆さんのビジネスへ活かしてください。皆さんのビジネスが成功することを祈っております。
りょーくん。
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