ハルバーソンさんの「やり抜く人の9つの習慣」を読んで。【読書メモ】
ハイディ・グラント・ハルバーソンさんの『やり抜く人の9つの習慣』を読みました。
昨日書いた「正月休みに読むと人生が充実する書籍3選」でも紹介しましたが、僕自身も元旦に読んで改めて2020年の気合いを入れ直しました。w
実を言うと、全120ページと超ライトな書籍なので、以前に本屋さんで立ち読み読破をしてしまっていたんですが、僕が「2019年を習慣化の年にできた」のはこの本のエッセンスのおかげと言っても過言ではないです…!!
なので、
✔︎ 何事にもおいても途中で挫折しがち
✔︎ 目標を立てても三日坊主で続かない
✔︎ 今年こそはやり抜ける人になりたい
という人向けな一冊かなと!
ちなみに、原書は2012年にアメリカで発売された英語の書籍で、日本では2017年6月に和訳版が出版されました。(アメリカで最も成功した電子書籍とも呼ばれている伝説的なベストセラー本です)
どんな内容かと言うと、
・心理学的に正しい「目標達成法」がまとめられている
・目標を達成するための「良い習慣」が解説されている
・実践に繋がる「具体的テクニック」も紹介されている
という感じ。要するに、高い目標を達成した人に共通していた「思考」や「行動」のパターンから、特に影響度の大きい【9つの習慣】を抜き出してまとめた書籍です。
具体的に「やり抜く人の9つの習慣」ってなに?
で、気になるのは、【9つの習慣】の中身ですよね??
本音を言うと『やり抜く人の9つの習慣』を購読してほしいですが(たった120ページしかないので)、せっかくなので【9つの習慣】を見出しだけ載せておきます。
繰り返しになりますが、本来であれば『やり抜く人の9つの習慣』を読んでしっかりと自分の血肉にすべきです。正直、わずか120ページの書籍すら読もうとしない人が「習慣化」を目指すのはハードルが高いと思います。文字も大きめに書かれており、ぶっちゃけ「1時間」あれば読めるほどの文量しかありませんので、時間を作って読んでみましょう。(立ち読みで読破できちゃうぐらいなので大丈夫!!)
とは言え、購入する前に「どんな項目があるか」ぐらいは知っておきたいと思うので、目次に書かれている範囲で紹介しておきます。
目標を達成できる人に共通する【9つの習慣】とは、
1.目標に具体性を与える
2.目標達成への行動計画をつくる
3.目標までの距離を意識する
4.現実的楽観主義者になる
5.「成長すること」に集中する
6.「やり抜く力」を持つ
7.筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
8.自分を追い込まない
9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
の9項目です。
この項目を見ただけである程度の内容(中身)がイメージできた人は、すでに「習慣化」の素質が備わっているのかもしれません。本書をササッと読めば今日からやり抜く力をメキメキ発揮できるようになるんじゃないかなと。
汎用性の高い「if-thenプランニング」を紹介しよう!
僕自身の経験を踏まえて、もっとも納得感の高かったのは「2.目標達成への行動計画をつくる」です。特に、行動計画を実践しやすくする簡単な方法として紹介されていた【 if-thenプランニング 】は僕自身が習慣化する上で一番大事にしていたやり方でもあります。
【 if-thenプランニング 】
あらかじめ行動のトリガーを決めておくテクニック。「もし〜になったら、〜をする」という行動パターンを事前に具体的に決めておく方法です。
この方法が有効なのは、「XならYになる」というストーリー調の文章の方が記憶に残りやすく、脳に対して強く訴えかけるからだと言います。
実際に、この有用性を実証した実験では、週3回1時間のジム運動を if-thenプランニング で実践してもらった結果、実に被験者の91%が習慣化に成功していたようです。これは、何も対策せずに実践した被験者の約3倍高い数値でした。
ちなみに、僕自身は、
1日1冊読書
→ 毎日16時になったら、必ず本を開いて読み始める
毎日note更新
→ 毎日23時になったら、必ず note にアクセスする
という形で、if-thenプランニングを活用してきました。
また、今後はこの方法に加えて、事前に目標達成の障害になるものを明確にしておく【メンタル・コントラスト】というテクニックも応用していこうかなと。
まとめると、
とにかく目標達成力を鍛えたい人のための書籍
です。
何度も言いますが、全120ページの薄い本(内容は超濃い)なので、帰省からの帰りの移動中でもサクッと読み終えられます。正しく目標を定めて充実した2020年を過ごすためにも、ぜひ読んでみてください。
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というわけで、今日の記事は以上です。
来週まで熱海にいる予定でしたが、急遽鳥取に帰ることになりました。急いで荷造りします。
では、またあした〜!
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