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#404美術館/ビニール袋に描いた絵

探し物をしていて、目的の物とは別の物に出会い、目的を忘れ、思い出にひたることがあります。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。今日、まだ私が直接プログラムにかかわっていたころに使っていた画材道具を探していました。そのとき、昔、利用者と一緒に作った作品が出て来ました。

書店に飾る

利用者の皆さんは、個性的で素敵な絵を描きます。あえて良い作品を描こうとか、上手に描かなければいけない、というような思いがなく、描きたいという思いのままに描きます。だから自然な作品が出来上がるのかもしれません。

私は、その絵をいろいろな人に見て欲しくて、書店の陳列棚の上に飾らせてもらっていました。こんな感じです。

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素材を変えて描く

支援者の役割は、利用者が描いてくれた絵をどこでどうやって上手に見せるか、それをプロデュースすることだと思っています。その中では、紙に描くだけではなく、素材を変えて、さまざまな作品を作りました。

今日、見つけた作品は、ビニール袋に油性マジックで描いた作品です。大きなビニール袋を開いて、そこに絵を描きました。その作品を窓ガラスに貼ったら、キラキラ輝いていました。

こんな感じです。

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この写真では、作品がはっきり見えないので、ホワイトボードや白い壁に貼ってみました。

こんな感じです。

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昔の作品を見ていて、最近は、遊びごころが足りないなぁ、そんなことを反省しました。また、なにか作りたくなってきたなぁ…。


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